丸亀製麺が中国へ再進出
丸亀製麺が再び中国へ進出するというニュースがありました。丸亀製麺を運営するトリドールホールディングスが、同社のグローバル戦略発表会で明らかにしました。丸亀製麺は中国へ2012年に初進出し、最大で約50店舗ほどを展開していました。私が中国にいた頃には見た記憶がありませんでしたが、やはり帰任後に進出していたようです。しかしながらコロナ禍の影響で撤退し、現在では中国の丸亀製麺の店舗はないということです。ここで、新たに中国の正大集団と中国市場で事業の共同開発の本格協議を開始し、覚書を締結したということです。トリドールは世界30ヶ国に事業展開しており、全世界店舗数は1,742店舗(2022年12月1日現在)です。このうち日本では1,064店舗ですので、700店舗近くは海外店舗ということになります。2028年度までに世界5,500(うち海外4,000)店舗を目指しており、その中で「丸亀製麺」は1,000店舗展開を掲げているということです。このため、中国への再進出が欠かせないと判断したのでしょうか。中国でのビジネスは、とても難しいです。しかしながら、大きな魅力もあります。私も中国でビジネスをやったことがありますので、もう一度挑戦したくなる気持ちはわかります。頑張って欲しいものです。継続してウォッチしていきたいと思います。