明神峠を下りきり、国道246号に入る直前に橋が架かっています。橋の上から川を見て見ました。
上流側です。元がどうなっていたのかは知りませんが、かなり増水し河原や護岸がかなりえぐられたようです。
下流側はもっとひどくえぐられていました。9月の台風の時には、この川の上流に当たる地区が道路が寸断され、一時的に孤立したそうです。途中で見かけた空き地に高く積まれた土砂は、こういう場所からのものだったのでしょう。平水に戻った状態でも、上流で工事をしているのか水は濁っていました。山の保水能力が落ちているのに護岸をコンクリートで固めれば大丈夫・・・とは思えないのですがね。それぞれ担当省庁が違うので連携はしないのでしょう。
道の駅山北の川を隔てた向こうには河内川ふれあいビレッジというキャンプ場などがある施設がありました。河内川は上流に三保ダム(丹沢湖)があるので、そこに貯まった濁った水が何時までも排出されています。
望遠で見ると、キャンプサイトはまるで河原のようになっています。9月の台風の時とその後の豪雨で沢があふれ、河内川が増水し水中に没したものと思われます。本来は芝の植わった地面だったようです。小山町からこのあたりまでは鮎沢川と平行して道路が走っているのですが、前回の豪雨の時には濁流が渦巻いていましたし、今回は雨も降っていないのに相変わらず水量が減ったとはいえ濁流が流れていました。
異常気象とか、ゲリラ豪雨という天災で片付けられてしまっているけど、100%ほんとうに天災なのか疑問に思ってしまいます。自然の治水力を無いがしろにしていないのかなぁ・・・
ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!