生き続けるには勉強が必要
*************** 学習や仕事をしている限り進歩があります。それどころか、生きている限り進歩はあるのです。人生は日々進歩の積み重ねなのです。しかし、戸惑ったり焦ったりすることはありません。進歩の度合は人それぞれ、自分らしく進めばよいのです。意欲的に自分らしく日々進歩を重ねることへの想いを、週間日記に書き綴っています。*************** ようやく秋らしく落ち着いた雰囲気が感じられれようになりました。柿の実の色もうっすらとそれらしさを見せ始めました。間もなく秋たけなわとなり、さらに進んで、秋深し となりは何を・・、となっていきます。 来週もどうぞ進歩の日々をお楽しみください。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~◆生き続けるには勉強が必要◆ 勉強する、学ぶ、という言葉に何か受動的な雰囲気を感じる方も少なくないかもしれません。能動的な言葉を使うなら、研究する、ということになるのでしょうか。このタイトルの、勉強するという言葉は、学ぶことも研究することも含んでいるものとして受け止めて頂きたいと思います。 生き続けるとは、変化する環境に適応し続けるということです。変化に適応するためには、個人でも組織でも自分が変ることが必要です。では、変るとはどのようなことなのでしょうか。自分を取り巻く環境が変化すれば、その中に居る者は自然に、何となく変れるものなのでしょうか。そんなことはありません。これまでにも、環境が変っても変れない者が必ず存在したのです。変れた者と変れなかった者との間には違いが有り、違うプロセスを経てきたはずです。そこで先ず、変るというプロセスを、やや独断を交えて説明しておこうと思います。 環境の変化に適応して変るとは、進化することです。進化とは、チャールス・ダーウィンの「種の起源」で説き明かされた生物進化論の基本になる考え方です。生物は自然界の提供する生存環境に適応して種を維持しています。繁殖を繰り返す過程では、様々な変異が発生して変種が生まれたりします。その変種も生存環境に適応できなければ消滅していきます。生存環境への適応度がより高い変種が発生しますと、その変種は益々繁殖し、何代にもわたる繁殖を繰り返すうちに、元の種よりも優勢になります。さらに何代も繁殖を続けるうちに、その種は新しい変種ばかりになります。これが進化です。何代もの繁殖を経て種は変化したのです。この変異の発生、繁殖、淘汰によってもたらされる変化が進化です。 企業の変化も、進化として捉えることができます。一例として、企業が新規事業を立ち上げる場合を考えてみましょう。企画された新規事業は企業内での変異の発生とみることができます。こうした新規事業が経営環境にうまく適応する場合、この事業は力強く成長します。そして、事業年度を重ねるごとに業績と事業規模が拡大し、何年かを経て、既存事業に取って替わる新しい中核事業となります。企業の変化とは、このような進化の過程を通して起るものです。しかし、発生した全ての変異が繁殖を遂げる訳ではありません。淘汰されて消滅する変異も数多くあることは、自然界における生物の進化と同様です。これが、環境の変化に適応して変るというプロセスなのです。言い換えますと、生き続けるために踏むプロセスということになります。 環境の変化、変異の発生、繁殖と淘汰、といったことに特徴付けられる進化のプロセスを踏むために必要なことが、勉強です。環境の変化を察知する、変異を発生させる、繁殖できる変異を能動的に育てる、繁殖できそうもない変異を敢えて淘汰する、こうしたことを実行しようとすれば、勉強し学び研究することが不可欠です。個人の場合でも同様です。自分の知識の領域に、行動習慣に、人脈に、考え方等々に、変異を発生させ、環境の変化に適応できる変異を繁殖させることが生き続けることになる訳ですから、勉強し学び研究することが求められるのです。 アメリカのスーザン・M・キャンベル女史が自著の中で、自分を変えることについての詳細な分析と、変るための方法論を提案しています。その中で人を2つのタイプに分けて論じています。第1のタイプを「安定・コントロール」型、もう1つのタイプを「学習・発見」型と呼んでいます。自分が変ることのできるタイプは「学習・発見」型です。ここでも、個人学習もさることながら、組織学習の大切さが強調されています。キャンベル女史は、人間の心の在り方や行動パターンから「変る」ということに迫っていますので、表現がそちらの側面からなされ、「進化」とか「変異」という言葉を使ってはいません。しかし私には、心の中にも「進化」の要因である「変異」の発生があることを充分に感じとることができます。ご関心をお持ちの方には御一読をお勧めします。 「なぜ、今までのやり方を変えられないのか」実務教育出版 真の意味での「進化すること」が身に付いた時、最高の進歩体質を獲得したと言えるかもしれません。その根底にあるのが、勉強し続ける習慣、と言えそうです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★開発技術者たちよ! 開発マネジメントの達人になろう ・開発の推進に心を砕いておられる人たちの3つの悩み 計画通りの目標達成、設定期限の遵守、開発テーマの業績貢献 ・このメールマガジンがこれに応えます。購読料は毎月630円です ・毎月、第1金曜日と第3金曜日の2回の配信です ・購読申込みには「まぐまぐプレミアム」の会員登録(無料)↓を http://premium.mag2.com/aboutcampaign.html ・購読申込当月の購読料は無料です。お申し込みはこちら↓から http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/73/P0007317.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆目標達成を後押しするご案内特集◆1)いつの間にか自分のやり方が変っているのに気付きました ━━目標達成体質づくりへのガイド(メルマガ)━━ ・毎月わずか100円ほどで2回、第2と第4土曜日の配信です ・既に配信済のバックナンバーも入手できます ・購読申込みには「まぐまぐプレミアム」の会員登録(無料)↓を http://premium.mag2.com/aboutcampaign.html ・購読申込当月の購読料は無料です。お申し込みはこちら↓から http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/65/P0006597.html2)自信を持って進むことができれば、何をしても楽しい ━━ネットで学ぶ目標達成の技と心(メルマガ)━━ ・毎月わずか500円未満で2回、第2と第4木曜日の配信です ・既に配信済のバックナンバーも入手できます ・購読申込みには「まぐまぐプレミアム」の会員登録(無料)↓を http://premium.mag2.com/aboutcampaign.html ・購読申込当月の購読料は無料です。お申し込みはこちら↓から http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/61/P0006167.html3)仕事が想い通りに仕上がるのは嬉しいものだ ・『目標を達成する仕事の仕方』を駆使することが決め手です ━オンライン講座:目標を達成する仕事の仕方の習得講座━ ・2週間ピッチでインターネット上に講義が公開されます ・最短4ヶ月で学べ、受講料は月に3,000.- 円です ・一部の章を、無料でお試し受講ができます http://www.knowledge.ne.jp/lec941.html4)目標を達成するのに応援が欲しい ・目標を持つ人たちを後押しする無料メルマガがあります 「目標を達成したい貴方に贈る話」 http://www.mag2.com/m/0000184269.html ・次回は10月1日、『マザーテレサから得た教訓』についてです━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★経営者、マネジャーの皆さんへ ・経営改善のためのガイドとヒントが毎週届きます メールマガジン:会社を元気に!「考研ウィークリー」 http://www.mag2.com/m/0000087454.html ・経営改善は、社員と経営者を活気付けます ・社員と経営者が活気付けば、会社はどんどん元気になります★サイト「経営改善で会社を元気に」に、新メッセージを載せました *全ては自己主張から始まる http://homepage1.nifty.com/koken_pat/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆改善実践考房、9月度のご案内◆ 読書の秋と言われます。思考に重心を移すのに好適とも言えそうです。9月の考房開催日と会場を下記の通りご案内致します。改善課題や解決するべき課題をお持ちで、他者の意見や考え方を聞いてみたいと思われる方、どうぞお運びください。日 時:08年9月25日(木)午後6時30分~8時30分テーマ:特に設定していません会 場:神戸市勤労会館304号室(神戸市中央区雲井通5-1-2) (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分)ご案内サイト: http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.htmlご連絡先: メールアドレス hiro.oshima@nifty.com~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 改善実践考房 主宰 / 大島啓生 E-mail hiro.oshima@nifty.com URL http://homepage1.nifty.com/koken_pat/ 神戸市垂水区桃山台5-7-7 〒655-0854 TEL:078-755-2276 FAX:078-752-9097 メールマガジン 目標を達成したい貴方に贈る話 http://www.mag2.com/m/0000184269.html 会社を元気に!「考研ウィークリー」 http://www.mag2.com/m/0000087454.html リンク集 http://homepage1.nifty.com/koken_pat/activity.html#link