|
テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:ラオスへようこそ
ヒレを出して泳ぐメコン川イルカ↑(2008年4月14日、チャンパサック、ラオス) ラオスが、異論の多いダム建設を強硬に進めようとしています。 総工費35億ドル。2019年の完成を目指すとしています。 本来、メコン川の開発は、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムの4ヶ国からなるメコン川委員会の同意が必要ですが、ダムが与える影響の評価が必要であるとして、まだ同意を得ていません。 環境保護団体からは多くの反対意見が出ています。 平和を重んじるラオスが、このような行動に出るとは、どうしたことでしょうか? ラオスを愛する者として、悲しみに堪えません。 メコン川の本流のダムは、上流の中国にはありますが、ラオスから下流域にはありません。 本流にダムを建設すれば、多大な影響が出ることは明らかです。 環境社会影響評価を十分に行う必要があります。 農業用水や生活用水等下流域への影響、メコンオオナマズや、川イルカ等魚・動物資源への影響、川底に堆積する砂の影響等漁業や農業を含めて大きな影響が予想されます。 ラオス南部のチャンパサックには素晴らしい滝がいくつもあり、川イルカが泳いでいます。 これらが消滅することは許されません。 良い解決策が現れますように。 【Bon appétit !】 Laos approves Xayaburi 'mega' dam on Mekong Laos has given the go-ahead to build a massive dam on the lower Mekong river, despite opposition from neighbouring countries and environmentalists. Countries downstream from the $3.5bn dam fear it will affect fish stocks and the livelihoods of millions. Landlocked Laos is one of South-east Asia's poorest countries and its strategy for development is based on generating electricity from its rivers and selling the power to its neighbours. Xayaburi is being built by a Thai company with Thai money - and almost all of the electricity is said to have been pre-sold to Thailands. Countries such as Cambodia and Vietnam point to a report last year that said the project should be delayed while more research was done on the dam's environmental impact. Up to now, Laos had promised not to press ahead while those concerns remained.
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ラオスへようこそ] カテゴリの最新記事
|