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テーマ:暮らしを楽しむ(383711)
カテゴリ:地球を歩くコツ
パシュトゥン人が住む村での4泊5日間の滞在はあっという間に過ぎてしまいました。村を去る日、ムバラス・カーンが馬車でマルダンの街まで送ってくれました。美し田園風景の中を40分ほど進んで街に到着です。ありがとうございました。 彼らの歓待は素晴らしく、この間、とても快適に暮らすことができました。日本はおもてなしの国と言われていますが、彼らも、日本人同様、おもてなしの民族であると感じさせられました。聞くところによると、おもてなしは、パシュトゥン人を特徴付ける行動様式だそうです。おもてなしは彼らの伝統の掟となっていて、求めてくる者に対しては、たとえ敵であっても客人として食事と宿所を提供してもてなすことになっているそうです。 アルカイダを立ち上げたサウジアラビア人オサマビンラデンが匿ってくれと言ってくれば、匿ってでももてなすことがパシュトゥン人の掟だったのかもしれません。 部族地帯に入る時には身の安全をこの掟に委ねることが出来る伝統があるとは露知らず訪問したパキスタンの農村でしたが、この掟が個人の安全に役立ったことになり、感謝です。(続く) (この記事は1977年当時のことを書いています。) 写真は、馬車、村人、畑、川沿いの子供たち。 【Bon appétit !】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.25 00:00:13
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