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カテゴリ:こんな本読んだ
前回の続きです。
Yくんのマジックショーや、恋愛相談が続いている中、 私はYくんママと話し込んでいました。 10月10日に上映会をした、 山元加津子さんの映画についてです。 Yくんのママは、障がいのある方たちの作業所で働いています。 成人した方たちもいるその施設で、 はた織りとか縫い物をするお手伝いがお仕事で、 そこに通ってくる方たちや、その親御さん、 それから、施設を運営している方たち、 施設を立ち上げた方たち、 みんなの思いを知る立場であるわけです。 働いている方たちが、天真爛漫に、甘えて抱きついて 大好き~~ と言ってくれる喜びを味わう一方で、 親御さんの気持ちが日々胸にせまる、と話してくれました。 自分たち親が年老いて、この子をひとり置いて行かざるをえなくなった時 その事ばかり思う、と。 何で? なぜウチにこんなことが起きるの? そう思いつめている親御さんが一杯いるよ。 それが現実だよ、と。 きれいごとじゃ済まないよ、と。 私は、かっこちゃん(山元加津子さん)の著書 「本当のことだから」 をYくんママに見せました。 そうしたら、 是非読みたい!といってくれましたので 貸してあげました。 本当は差し上げたいところですが、 私の持っているのは、 ひすいこたろうさんの本でおなじみ、漢字ぃ~ズのほんとも隊長が ご自身の本をくださったという、お宝本なので、 絶対あげられません。 返してね! と念を押して渡しましたよ。 Yくんのママも苦しんでいるのです。 何故なんだろう。 何故、悲しい(と思ってしまう)ことが 起きているんだろう。 かっこちゃんの本を紹介するために この日、来てもらったのかもしれないなあ、と 私は思いました。 本当のことだから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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