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テーマ:介護・看護・喪失(5175)
カテゴリ:癒し・介護
以前、この日記でも何度かご紹介している
(株)アイナースの八木社長が、 研究会を立ち上げられました。 納得のできる介護を考える研究会 八木社長は、看護師を長く勤められ、その上で 患者が家庭での療養ができるよう、 支えるための看護を提供する会社を運営されていらっしゃいます。 そしてね、 介護、看護は、 「患者さん」と「医療提供者」だけではもちろん成り立たないのですよね。 絶え間なく、介護、看護をするのは、家族、なのです。 納得のできる介護を考える研究会、は、 実際に介護に当たっている、当たったことのある、 家族の声を聞こう、 実際、どんなことを思い、感じたのか、 その声を発信し、共有する場を提供して行こう、 そして、自分だけではない、 こういう考え方、感じ方もある、と 色んな声を聞いてみよう、 そんな機会を作れたら、という趣旨のもと、発足しました。 お世話になっているから、 申し訳ないから、 自分は何もわからないから、 と、自分の心の声を押し込めている介護家族の方々が大勢いらっしゃるそうです。 また、 患者がこんなに頑張っているんだから、もっと自分も頑張らないと! 自分はニコニコ励ます立場でいなければ! 他の人に迷惑はかけられない! 弱音を吐く自分はふがいない! そうやって、疲れているのに、自分にむち打って 健気に振る舞っている介護家族の方も、どれほどたくさんいらっしゃることでしょう。 現在、医療者側や介護提供者側からの情報は多いですが、 家族としての体験者からの情報は少ないのが実情だそうです。 その家族の経験は、その人でないとわからないたった1事例ですが、 「一人の経験はきっと誰かの役に立つ」 「伝えることで、元気になる人がいる」 この会では、そのたった1事例をみんなに伝えよう、と 今後活動されていきます。 そして! その第1回目の市民講座が開かれることになり、 私も、何名かの方とともに、自分の体験をお話させていただくことになりました。 日時 2009年11月28日(土) 午後2時~4時(予定) *11/22と記載しておりましたが訂正いたします 場所 東京都江東区亀戸文化センター 研修室 詳細については、また詳しくわかり次第、ご案内いたしますね。 介護、看護を今まさになさっている方は勿論、 すでに患者様を見送られ、喪失感に苦しんでいる方、 また、今は家族みな元気、という方も、 いつかは必ず誰かのお世話になる、 あるいはお世話をする立場になる可能性がありますよね。 この市民講座は 医療従事されている、いないにかかわらず どなたでも参加できます。 私も、自分が家族を介護した経験を、 ありのままの気持ちでお話できたら、と思っています。 どうか、たくさんの方に来ていただけたら、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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