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テーマ:癒しのおすすめ(392)
カテゴリ:癒し・介護
母との同居が始まって10日ほど経ちました。
一年のうち、数週間は我が家にお客さんとして滞在することはあったけれど、 思いもかけず、自宅で転倒、救急車で入院、手術、退院時には東京へ来た母… いや~。 あれよあれよと言う間に、暮らしが一変しちゃった訳ですよ。 そんな急激な流れの中で、色々考えることや、不安に思う事、 迷惑をかけてしまった、という思い、 まだ痛む足と、思うように動けないもどかしさ。 一人暮らしの今までとはまったく違う生活リズム。。。 特に学生二人がいる宵っ張りの我が家ですから、 年取った母には戸惑うことも、イラッとくることもあると思うのです。 そうしてできてしまう、ちょっとした隙間を埋めるもの、 それは、何でしょうか? 優しい言葉かけ? もちろん大事ですよね! 心のこもった食事? う~~ん。。心は込めてるけど時間がかけられない(手抜き!) 私は タッチすることだと思うのです。 母の場合でしたら、痛む足、太ももの筋肉を、 えみちゃんに教わったアロマオイルで、私の手のひらを使って浸透させていきます。 いい気持ち! あったかくて、アンカを当ててもらってるみたいだよ。 と母。 エムコの場合も、もう小さな子供ではありませんが、 悩み事など話したりする時、 エムコの冷えてしまった足先を手の平ではさんだり、 背中をさすってやったりすると、 ふうっと背中の力が抜けていくのがわかります。 そして、それは誰もがやっている、誰でもできること。 誰でもできるタッチは、実はタッチされる人だけが癒されるのではなく、 タッチしてる方も、相手の筋肉が緩んでくるのを じかに感じる事で、自分のぬくもりが届いた喜びを知るのです。 タッチは双方向です。 癒して癒される。 誰もができることです。 私がずっとこれからやっていきたいこと、 心も身体もふわっとゆるめる事に、タッチは欠かせません。 家庭に一人、心こめたタッチをしてくれる人がいたら、 とても安らぐことでしょう。 母に触れる時、私はこの絵を思い出します。 ↓ いわさきちひろ「母の日」 思い出す、というより、ウチのリビングに飾ってあるのですけどね^^ 子供の頃、病気の時にやさしくさすってくれた母のあの手。 大人になっても、あったらいいなあ、という時がありますよね。 私は、そんな「手」になりたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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