どんどん広がる 幸せな日々

昨日、私の住む街の、すぐ隣の駅近くで、
山元加津子さんの講演会と、映画「宇宙（そら）の約束」上映会が行われ、
行ってまいりました。




毎日、山元加津子さん（かっこちゃん）のメルマガを拝見し、
宮ぷーのリハビリのこと、
意思伝達装置レッツチャット存続が叶ったこと、
存続のための署名活動に、多くの方が参加され、行動されていることに
心を揺さぶられたこと、

などなど、


かっこちゃんを、まるで毎日会っている大事な友人、みたいに
勝手に思っていたのですが、
こんなに近くに来てくださるとは、
何と嬉しい事でしょう！！！


私は、この東京多摩市での講演会開催を知って、
母も誘いましたら、行ってみたい
と言ってくれましたので、速攻で申し込みをしました。


そして、２つ先の駅そばに住む、
長年の大事な友人、ゆうこさんも来てくれました。


１５０名収容のホールはほぼ満席。


映画「宇宙（そら）の約束」では、
かっこちゃん自身、また、
自閉症などを持っているお子さんとそのお母様、
科学者や医師や研究者、様々な分野の専門家、
そうした方々が、淡々とご自身の言葉を述べられています。


今年３月に岐阜養老でお会いできた、船戸クリニック、船戸先生も、
おひげを蓄えた、温和な表情で登場されていました。


空や、草木や、美しい自然の映像も素晴らしいです。


歌われている歌詞もメロディも心を打ちます。


そしてね、


この映画はね、
かっこちゃんが幼い頃からずっと不思議に思っていたこと、
どうして、この世界は、色んなことがうまくいくようになっているんだろう？
花はどうやって自分の咲く時期がわかって、いっせいに咲くのだろう？
さなぎはちゃんと蝶になれるんだろう？


その答えを追い求めて、
ある、宇宙の「約束」があるのじゃないかな、と
気がつく。


その約束とは何か、を表現した映画なのです。


宇宙の約束は、般若心経を心訳した一遍の詩となって、
それに曲がついて、
深く心に沁み入ります。



映画の後には、
「かほみさん」が生ギターで、
「いつかいい日のために」
を歌ってくださいました。


そして、講演会。
かっこちゃんは、ノースリーブのシンプルな可愛らしいワンピース姿で登場。
ソックスにぺたんこ靴も良く似合っていて、
ふんわり包み込むような、何も無理強いしない雰囲気が
メルマガやブログで拝見している通りの方でした。


お話しは、雪絵ちゃんのことも大助くんのことも、
宮ぷーのことも、レッツチャットのことも、その他にも
盛りだくさんにお話ししてくださって、


毎日あんなに飛び回って、メルマガも書いて、学校でのお仕事もあり、
ほっそりしているかっこちゃんの
どこにそんなパワーがあるのだろう！！？？
と、思ってしまいました。


それにね、
かっこちゃんは、人を笑わせるのもとても上手なんですよ。
講演の途中、何度も大笑いしましたもの。
もちろん、
心洗われる涙もたくさん流しましたよ。


かっこちゃんは、この講演会で是非伝えたいこと、
それは、病気や怪我や障害で、声や身体の機能が失われて、
思いを伝えられなくなった、と思われている方でも、
きっと方法があるからあきらめないで！


また、意識がない、と周りが思っていても、
ご自身にはちゃあんと意識がある場合がある。
あきらめないで、きっと方法はあるから！


それをお伝えしたいとおっしゃいました。


知っているのに、それを伝えない事
それはいけない事だとご自身を振り返っておっしゃっていました。


せっかくレッツチャットなどの意思伝達装置があっても、
その存在を知らない人は、求めようがない、
捜しようがない。


かっこちゃんは、養護学校の先生をなさっているから、
そういう機械があるって知っていらした。


でも、世の中の普通に暮らしている人が、突然家族が病気で倒れた場合、
思いが伝えられなくなってしまったら、
どうしていいのだか、わからない。


だから、知っている人は、どうか知らせてあげてください。
こういう機械や、その他にも色んな方法があるそうだよ、って。


知る事で、探すこともできるのだから。



講演科の後は、最終の飛行機で金沢に帰られるぎりぎりまで、
本のサイン。

私もいただきました。
こんな可愛いサインですよ。




「宮ぷーさんの事、応援しています。」と一言だけお話しました。
にっこりと、「ありがとうございます」とおっしゃいました。



かっこちゃんの本の数々。
大助くんの詩集も手に入れることができました。



かっこちゃんが撮った写真の絵はがき、などもありますよ。




母も読みたいと言ってくれて、これから大事に読もうと思います。



終了後は、ゆうこさんと、居酒屋で語り合いましたよ。
積もる話が一杯だったのでね。


何せ、ジャンと同級生のサブロウくん、
エムコの同級生のマルくんのママなのですもの。


何と開店から終電まで、７時間もしゃべってしまいました。
いやはや、竜宮城で時間を忘れた我々でありました。
すごく充実した、目一杯感動して、楽しんだ一日でした。

本当に、楽しかった！！感謝です。