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カテゴリ:スピリチュアル
前回の続きです。
【送料無料】人生がときめく片づけの魔法 [ 近藤麻理恵 ] この本には片付けのやり方も、大変詳しく丁寧に書かれていて、 しかもリバウンドしないそうです。 一度、しっかり物と向き合ったら、物と向き合う姿勢というか、 自分の人生をどう生きたいのか、 片付けは、それを明確にするためのレッスンなんだということが とても良くわかりました。 何よりも、私が衝撃を受けたのは、 前回書いたとおり、 家にある物は、すべて何かのご縁でウチの子になったもの。 そして、物は、その家に暮らす私たちを、 応援したいと、常に思っている、って。 あなたの役に立ちたいと思っている、って箇所でした。 その物が私たちのうちにやってきたのには、必ず意味があるって。 という事は、うちにある物には、役割がある(あった)わけです。 私は、先日書いた日記を思い出していました。 その日の日記はこちら 私の身体にあるすべての細胞にも、役割があって、 黙々とこなしてくれています。 私は、細胞ひとつひとつにも、幸せにその生を全うしてもらいたい。 幸せになってもらいたい、と書きました。 それは、この住んでいる家の中も同じだったのだ、と 思い至りました。 この家を私の身体とたとえるならば、 この家にあるものは、ひとつひとつの細胞。 今、大いに活躍してくれているものもあれば、 大好きなものもあるでしょう。 でも、買った時はいいなぁ、と思ったけど、 今はそうじゃない物。 プレゼントされた時はその気持ちがうれしかったけど、 趣味じゃないから押し入れの中に押し込めて、 使う事など永遠に来ないけど、見なかったふりをしてる物。 その子達は、買い物の時のときめきをくれた物。 プレゼントされる喜びをくれた物。 そして今は、その役割を終えた物たち。 役割を終えた細胞が、 排泄されたり、はがれおちたりするのと同様、 役割を終えた物たちは、ありがとう、とねぎらって、 解放してあげるべきだったんですね。 溜め込んで、忘れ去られた物満載の家は、超便秘状態、 といえるのかもしれないですね。 良いわけないよね。 高かったから、とか、いつか着るかも、 といった思考ではなく、 今、この物が私にときめきの感情を呼んでくれるのか。 ひとつひとつの物と向き合う作業、 それが、過去のいらない感情を手放す、一番のやり方と 私は感じました。 え〜〜〜。 めんどくさくて、そんな事やってらんな〜〜い。 と、思った方も多いでしょう。 でも、想像してみてください。 家の中の物ひとつひとつが、役割をもって、生き生きと その生を全うする暮らし。 大事で大好きなものに囲まれ、 定位置を決められた室内の爽快さ。 あるんだかないんだかわからない書類探しで 精魂尽き果てる、なんてストレスのない暮らし。 一度、この、すべての物に向き合う作業が終わるころには、 自分にとって、何が大事なのかわかる。 もっともっと、という飢餓感から解放され、 足りる、という事の意味を知る。 私の家、という宇宙で、すべてのものが整然と役割を全うするということ。 それこそ、国家も企業も家も人体も、 世の中のしくみって、こうなっているんだ〜と納得しました。 しかも、 解放した物の分だけ、今度は新しい情報とか、健康とか、 人とのご縁とか、 今まで手に入らなかったものが入ってくるのだそうです。 これも、エネルギー保存の法則、みたいなものなんでしょうかね。 さて、それでは、実際に、リバウンドなしのときめき片付け術は どうするのか、というと、 こんまりさんの長年の経験に裏打ちされた、しっかりとした ノウハウがあります。 すべては紹介しきれませんが、キモはこれです。 必要な作業はこの2点に集約されます。 「モノを捨てる事」 「収納場所(物の住まい)を決める事」 作業の順番も大事です。 (1)一気に短期にまずは捨てるを終わらせる。 捨てるものを選ぶ、というよりは、 これからも是非一緒に暮らしたいという ときめきを感じたものを残す。 (2)場所別ではなく、モノ別で片付ける。 順番は、衣類、本、小物、思い出品 アルバムや手紙整理から始めたら、終わらないことは想像できますね。 しかも、このモノ別、衣類なら、衣類は家中の衣類を全部床に広げて、 一点一点手に取って会話していくんです。ときめくかどうか! 大変な作業だな〜、と思うでしょうが、 実際にやってみた私は、これがとっても良かった! 一気に衣類の整理ができました。 実は何と、33年程前のOL時代にローンで買った毛皮のハーフコート2枚、 ずっと捨てられずにいたんです。 当時は毛皮が素敵だと思っていて、しかも結構無理して買ったから、 今までどうしても捨てる勇気がなかったのです。 今回、手に取って、つくづくと眺めてみました。 若かった頃の、はしゃぎ屋の私。 あちこち飲み歩いては、両親を心配させていた無鉄砲だった私。 でも今は、もう25年も袖を通すどころか、触れもしなかったこの子たちに あの、青春真っ盛りを共に過ごしてくれた感謝しか 湧いてきませんでした。 なんとなくカビ臭くて、裏地には点々とシミが出て、 こんなになるまで無視しててごめん、、、って。 そしてついにさよならすることができました。 タンスの引き出しも、クローゼットも、すっかり隙間ができ、 色別、素材別に全部が見渡せるから、衣替えも必要なし。 一回で、今後片付けのストレスから解放され、 しかも、こんなに気持ちが清々しくなるんですから、 へーー、と思われた方は、一読されたらいいと思います。 そして、何より大事なのは、 実行すること、だと思います 最近、第2弾が出版されたようですが、 私は小物と思い出品が、まだ手つかずなので、 終えてから読んでみようと思います。 【送料無料】人生がときめく片づけの魔法(2) [ 近藤麻理恵 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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