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カテゴリ:家族・親族
孫達が何日か滞在し、その様子を見ていて痛感したことがある。
「人は笑いを学ぶ」ということである。 孫は、上の子が3歳(男の子)、下は1歳になったばかり(女の子)なのだが、 上の子が良く笑うのに対して、下の女の子があまり笑わないのが少し気になっていた。 どうしても上の子がチョロチョロするので、危険回避が至上命題となっている母親は、ゆっくりと下の子と時間をかけて相手をすることが少なくなってしまうようだ。 その結果、上の子にはよくやっていた「手遊び」や、体を使った遊びが不足気味になるということを、お嫁さんも気にしていた。 我家に来てからは、それぞれの子どもにちゃんと付き合えるので、下の女の子とも「いないいないばー」やくすぐり遊び、まだまだ不安定なアンヨにも、その子のペースに合わせて付き合うことが出来る。 その影響なのだと思うが、たった五日間のことなのに、この間に一歳の子がとてもよく笑うようになったのである。 その上、大人に対して遊びの要求をするようになり、喃語でのおしゃべりもとても増えたのだ。 やはり子どもは、笑った顔がとても可愛い。 可愛いと、一層相手をされる回数が増える。 その結果、人とのコミュニケーションの楽しさも知るし、コミュニケーションの回数が増えることと比例して、対人関係の技術も体得していく。 そのことは知識としてはわかってはいたが、今回は孫を通して実感することが出来た。 自分の子育て中には、そんなことをじっくり考える暇もなかったけれど、孫となると客観的に見ることができる。 また、常に一緒に暮しているわけではないから、その変化もよくわかるのである。 孫達の母親(嫁)は、「ここに来ると、子ども達が成長するような気がする」と言い、車で二時間かかるのだが、結構まめに遊びに来てくれる。 人の成長には、変化も必要だ。 特に子どもには、非日常と日常のメリハリのある生活が、その成長を促すように思う。 今回は、下の子の笑顔の表情が、とても豊かになった。 やはり、笑顔も学習するもののようである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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