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カテゴリ:つぶやき、人間関係
私の住む町は、ガーデニングが盛んである。
それぞれの家の庭は、競うように色とりどりの花が咲いている。 私自身は、さほどガーデニングが好きなわけでもないのだが、 私の母が「花作り命」の人なので、 二月頃から花の種からの苗作りに必死である。 腰が悪くて外出もままならないのだが、 這いつくばっての作業ならできるということで、 身体は丈夫な父を手足に使って、「こんなに?!」と思うくらいの苗を作る。 そしていよいよこの季節は、その花たちを広い庭に植えなくてはならない。 この作業には、当然私達も借り出される。 実は、金曜日も天候が回復した午後からは、実家の花壇作りに汗を流した。 目いっぱい植えて残った苗は、私や近所の家に分ける。 丹精した苗だから、母はできるだけ私の家の庭に植えて欲しいと思っている。 その気持ちを無にせず、感謝して苗をいただいてくるのが、 私の親孝行の一つなのである。 というわけで、前日夕方に運んだ苗を、朝から必死に植えつける。 夫はガーデニングにはほとんど興味がなく、 母とは違って体が健康な私の手伝いは不必要と思っているのか、 「手伝わなくてもいいか?」と声はかけてくれるが、 その口調は「できれば手伝いたくない」という感じ。 気の弱い(?)私は、そう言われたら「いいよ・・」と言ってしまう。 まあ、一人でできないわけじゃないし、 一人での作業も嫌いではないけれど、 自分が好きでやっているわけでもないので、ちょっと複雑。 それでも、正味四時間くらいで我家の花壇も完成。 少し違う彩りが欲しくて、近くのホーマックで安い花苗を買ってきて、 プランターの寄植えなどもする。 これからは、雑草との戦いが始まる。 年とともに、花壇作りも少しずつ好きになってきたような気はするが、 まだ「やらせられている」という感覚がぬぐえない。 これはやはり、子どもの頃から母に指示されっぱなしで 花壇づくりをしてきたせいではないかと思う。 母は、自分の思うとおりの仕事をしなければ、 「あんたはいつまでたってもダメだ」と怒る人なのだ。 世のお母様方、子どもに手伝ってもらった時は、 たとえ満足のゆく仕事でなくても、 「助かったよ。ありがとう」を忘れないで下さいね。 最初に怒られてしまうと、次への意欲は萎えるものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月05日 10時03分53秒
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