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カテゴリ:つぶやき、人間関係
久しぶりに本州に住む友人と電話で話した。
彼女は私同様、「子離れでバンザイタイプ」。 つまり、子どもが進学・就職・結婚で親元から離れた時に、 嬉しさや開放感が大きくて、寂しさや空虚感を感じないタイプ。 もちろん、初めて一人の生活をする子どものことを案じないわけではないが、 子どもから連絡がない限りは電話などもせずに我慢できる性格である。 私は、この日記でも時々書いているが、 31歳の次男は東京でフリーターをしている。 他人から見たら、色々心配したらきりがない状態だろうが、 少なくても十年以上も東京暮らしをしているのだから、 これから先だって何とか自分で生きてゆくだろうと思っている。 しかし、自分一人が精一杯の生活だから、 結婚・子育てはちょっと難しいだろうと思う。 結婚したい(してくれる)相手が出現したら、 その時は二人で考えるはずだと思うので、 私の方から「そろそろ結婚を考えたら?」なんて言う気はサラサラない。 しかし、これも「息子」であるが故の気楽さなのだろうか。 私同様、子どもの結婚などを心配するタイプではないと思っていた友人から、 意外な言葉が出た。 「娘がねー、30になるんだけど結婚しなくてねー」 聞けば、娘さん自身も少し危機感を感じているらしいという。 娘さんは看護婦をしていて完全に自立している。 職場にも、さほどの不満はないらしい。 「なら、それでいいじゃない」と冷たく言う私に、 「だって、弟は結婚したんだよ。姉は小姑じゃない」 おおーっ、何と古典的な言葉が彼女の口から・・と思っていると 「それに、子どもを産むなら少しでも早いほうがいいしね」 うーん、それはそうだ、・・けれど。 『この人の子どもが欲しい』というのが先じゃないか? そんな気持ちを抱いたけれど、それは口に出さずに聞いた。 「お見合いでも何でも、結婚したいって言ってるの? 娘さんは看護婦だから、相手の経済力は低くてもいいの? たとえば、フリーターのうちの息子なんかでもいいの? 性格だけは、親が言うのもなんだけど、とびっきりいいよ」 すると、彼女は少し慌て気味に言う。 「外見はデブでもハゲでもいいけど、経済力は欲しいって言うんだよね」 はいはい、うちの息子はデブでもハゲでもないけれど、お金がないからダメってことね。 とはいえ、それが結婚したいと思う女性の最低基準であるだろうから、 別に私は驚きませんけど・・。 結局は、身勝手な娘の愚痴だと思っておしゃべりを続けたのだが、 やはり「娘」となると結婚するかどうかは、 親にとっては心配の種なのだということだけはよくわかった。 私は息子二人で気軽なものだ。 娘が小姑になって嫁さんと気まずくなることを心配しなくてもいいしね。 自分が良い姑になることだけを考えればいいんだから・・。 それに、男性はかなり年をとっても父親にはなれるし・・。 やっぱり女は、結婚・出産を考えると生物学的に少し不利かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月04日 09時45分11秒
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