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テーマ:放射能汚染(395)
カテゴリ:つぶやき、人間関係
リンクしているmsk222さんのブログ「ドイツのテレビは… 」で、
福島の放射能汚染についてのテレビ放送を見た。 残念ながら、現在の日本では外国メディアの報道を参考にしなければ、 庶民が事実を知ることができないのかもしれない。 もちろん、日本の研究者の中にも必死に警告を発していらっしゃる人がいるが、 原発を維持・推進したい勢力はそれ以上に多いようで、 大多数の人たちが見聞きできるテレビや新聞で、 危機感を持って取り上げられているように思えない。 野田総理のニューヨークでの発言にも、心底失望した。 野田総理「安全性高めながら原発輸出継続」(09/23 07:20) ニューヨークを訪れている野田総理大臣は、国連の原子力安全に関する会合で演説し、原発の安全性を高めながら、各国に原発の輸出や技術協力などを継続していく考えを示しました。 野田総理大臣:「日本は原子力発電の安全性を世界最高水準に高めます。今回の事故の当事国として全力でその責務を担い、行動することをお誓いします」 野田総理は、福島第一原発は着実に収束に向かっていると強調し、情報開示を徹底し、事故の教訓を世界に発信すると訴えました。そのうえで、今後も原発を活用する考えを示し、所信表明などで触れた脱原発依存には言及しませんでした。野田総理は原発輸出を継続する考えも示すなど国際舞台を意識した演説となりましたが、会場には各国の首脳の姿は少なく、野田総理の知名度や関心不足もうかがわせました。 このような状況の日本から原発を輸出しようだなんて、 私は同じ日本人としてとても恥ずかしい。 すべての原発をすぐに廃炉にするということは、素人の私でも非現実的だとは思う。 しかし、せめて前総理が言ったような「脱原発をめざす」くらいは言ってほしかった。 天災により発生した事故とは言え、これは人災であることも間違いはない。 その後の福島周辺の放射能汚染拡大は、間違いなく人災の範疇だろうし。 ならば、それに対する真摯な反省と、 周辺国のみならず、地球上の海や大気を汚染し続けているお詫びの形は、 「原子力発電の安全性を世界最高水準に高めます」ということではないだろう。 本当に悲しくなってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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