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2018年01月08日
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カテゴリ:読書


昨年末、このコミックのことをテレビか何かで知り、ぜひ読んでみたいと思い購入した。
私はコミック漫画を購入することはほとんどないのだが、
ネットなどでこの本の情報を読んで、これは買っておこうと思ったのだ。

「ペリリュー ─楽園のゲルニカ─」
著者名: 武田一義 / 平塚柾緒(太平洋戦争研究会)

上記のサイトで試し読みができるので、興味のある方はどうぞ。

三巻まで出版されているが、まだ続きがあるので楽しみである。
作者の武田一義さんは、北海道岩見沢市の出身のようだ。
彼の他の作品は読んだことはないのだが、この作品は素晴らしいと思う。
綿密に調べ上げ、体験者からも聞き取りをして描いたものだろうと思う。
彼自身が2015年に天皇皇后両陛下がこの島への慰霊のニュースをみて知ったようだから、
それから色々と情報を集める中で戦争の実態を知り、その驚きや怒りなどの感情、
そして、これらのことを知らずにいる自分たちを含めた日本人に伝えたいという使命感が、
この作品を描かせているのだろう。

私自身、ペリュリュー島の戦いについて詳しく知る機会はなかった。
多くの南方での悲惨な戦いの中の一つとして、島の名前は聞いたことがある程度だった。
それぞれの島で、どんな指揮官がいて、どのような思いで玉砕に近い戦いを続け、
その中を運よく生き残った人たちがどのような思いで生きてきたか。
私たちはほとんど知る機会はない。
だから、この作品はとても貴重だと思う。

現実の戦争体験者が次々にこの世を去っている。
もう間もなく「誰もいなくなる」だろう。
私の世代のように、戦争を体験した親に育てられていても、その現実のどれほどを聞かされているだろうか。
今では、本やアメリカなどの資料や映像で知るしかなくなっている。
ましてや、若い人たちにとっては、はるか昔のことである。
そんな人たちに伝えるには、コミックやアニメの手法がとても大切なように思った。

「はだしのゲン」が図書館から除かれそうになったのはいつだっただろうか。
私もブログで書いたような気がするのだけれど、あの時は「とんでもない!」と腹が立った。
水木しげるさんも、ご自身の戦争体験記でもある「総員玉砕せよ!」を書いている。
多分、もっともっと戦争体験をもとにした漫画はあると思うので、
図書館などでは意識的に所蔵して、若い人が興味をもつようにしてほしいと思う。
ただ、作家の考え方や視点によっては、戦争美化につながるものがあるのかもしれないな。
昨今は、若い人たちが安倍首相や日本会議の考え方を支持しているようだから、
そう考えるとちょっと心配な面もあるけど…。

でも、この作品はお薦めです。
普通の漫画家志望の若者が、否応なく召集され戦闘地域に配属された話です。
きっと、自分自身に置き換えてその時の気持ちなどを想像できるのではないかと思います。





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最終更新日  2018年01月08日 14時38分54秒
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