|
テーマ:読書(8213)
カテゴリ:読書
「恩送り 泥濘の十手」麻宮 好
出版社内容情報 第1回警察小説新人賞受賞作! 付け火の真相を追ったまま、行方知れずになっている岡っ引きの父・利助を探す娘のおまき。 おまきを手助けする材木問屋の息子・亀吉、目の見えない少年・要、そして臨時廻り同心の飯倉。 手がかりは漆で塗られた謎の蓋のみ。器の身はどこにあるのか? いったいどんな器なのか? もつれた糸がほどけずに四人が焦るある日、大川に若い男の土左衛門が上がったという。 袂から見つかったのは漆塗りの毬香炉。だが、妙なことに蓋と身が取り違えられていた。 身元は薬種問屋相模屋の跡取り息子・藤一郎で、のちに利助の遺した蓋と藤一郎が遺した毬香炉は一対だったと判る。 利助と藤一郎とを繋ぐ毬香炉は果たして誰のものなのか? 内容説明 火付けの真相を追ったまま、行方知れずになっている岡っ引きの父・利助を探す娘のおまき。おまきを手助けする材木問屋の息子・亀吉、目の見えない少年・要、そして臨時廻り同心の飯倉。手がかりは漆で塗られた謎の蓋のみ。器の身はどこにあるのか?いったいどんな器なのか?もつれた糸がほどけずに.四人が焦るあの日、大川に若い男の土左衛門が揚がったという。袂から見つかったのは漆塗りの容れ物。だが、妙なことに蓋と身が取り違えられていた。身元は薬種問屋相模屋の跡取り息子・藤一郎で、のちに利助の遺した蓋と藤一郎が遺した容れ物は一対だったと判る。利助と藤一郎とを繋ぐ容れ物は果たして誰のものなのか?おまきと三人は新たな手がかりを元に利助を探し出せるのか?第1回警察小説新人賞受賞作! 著者等紹介 麻宮好[アサミヤコウ] 群馬県生まれ。大学卒業後、会社員を経て中学入試専門塾で国語の講師を務める。2020年、第一回日本おいしい小説大賞応募作である『月のスープのつくりかた』を改稿しデビュー。22年、本作で第一回警察小説新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。おまきと三人は新たな手がかりを元に利助を探し出せるのか? 麻宮好の「母子月 神の音に翔ぶ」を読んで面白かったので、続けてこの本を借りてきた。 主な登場人物は、様々な事情をかかえながらも運命の中で健気に生きている少年少女たち。 前回も少年の物語だったけれど、そこには当然彼らを励まし育む大人達もいる。 舞台は江戸時代だけれど、現代にも通じる様々なことを面白くも深く描いている。 ミステリーのジャンルなのかもしれないけれど、人間の成長物語の色合いが強い。 よくみたらこの人も女性だ。 最近は手に取る本が女性作家に偏っているような気がする。 小説はやはり、どろどろとしたものがあっても、 どこかに希望や「人間って捨てたものではない」と感じさせてくれなくちゃね。 また麻宮さんの本を探してみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月24日 16時21分17秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|
|