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テーマ:備忘録(135)
カテゴリ:備忘録
〇実家の旧宅と納屋の分別整理
バタバタと何となく慌ただしく一週間が過ぎる。 特筆していない日は、実家に通って家や納屋のゴミ状態のものを分別する。 衣類・布類、古紙、雑誌、段ボール類、金属ゴミ、家電類、その他の燃やせるゴミと燃やせないゴミに分類。 家電類までは「じゅんかんコンビニ24」に運び込む。 こんな作業はまとめて業者に頼めば楽なのだが、やはり実家の歴史が紛れ込んでいるので、一応目を通さなければ申し訳ない気がするのだ。 一番大変だったのが写真やアルバム類。 両親ともにカメラ好きで、膨大な量のアルバムや、結婚式や葬儀の時の記念写真がある。 知っている人のものもあるけれど、昔のものになるとわかるのは両親や祖父母くらいで、それで親族のものであったとは思うけれど、私達の知らない世界である。 そんなものを見ていると、今の私達があるのは、数知れない過去の人達の流れの中の命なのだと思う。 しかし、感性というものは人それぞれで、同じものを見ても妹には何の感慨もないらしい。 とにかく早く処分したいという気持ちが先行しているようで、いちいちチェックする私をまどろっこしく思っているような気もする。 驚いたのは、父や亡くなった叔父の小学校時代からの成績表などが全部残っていたこと。 当然、私達のものもある。 65年ぶりくらいに自分の成績表を見て驚いたり懐かしかったり…。 私は自分の分だけは自宅に持ち帰って来たが、妹は「私のはもう見たから燃やせるゴミにした」という。 それでも、ざっくりと見た発見はあったようで、妹は大器晩成型、私は早熟型だったようだ。 つまり、妹は小学生の頃はあまり成績は良くなかったようなのだが、高校・大学になるにつれて成績が向上。 反対に私は、小中学校時代は成績が良い方だったが、高校に入る頃から自分で勉強する習慣がなかったせいで、ガクンと成績が落ちた。 本当に私と妹は、あらゆる面で性格が反対である。 考えてみると、息子たちや父と叔父も正反対の性格だった。 兄弟姉妹はそうなる傾向が強いような感じもする。 ともあれ、昨日までで少しは整理の目途が付き、次は来週に引き取り業者に来てもらい、残ったものを処分する作業に入る。 大量の食器や花瓶、家庭用品などがあるので、それを棚から出すだけで大仕事だった。 そのほかにも、旅館だったのかと思われるほどの布団類がある。 これもまとめて処分を頼むことになる。 7月19日(金) 数年ぶりにNさんとJさんとでランチとおしゃべり。 この三人は、もう45年近く前に読書サークルで知り合った。 私が参加していたのは2年間くらいだと思うが、その後も時々会ったりはしている。 7月25日(木) 残っているそば粉で夫が蕎麦を打ち、私は前日に煮物を作り、息子たちの家に行く。 長男が倉庫の横に煉瓦でピザ窯を作ったそうで、孫がピザ生地を作っていた。 この日は、一昨年長期間ボランティアで滞在していたTさんが来ていて、総勢8人でワイワイと蕎麦やピザを楽しむ。 簡易的なピザ窯だけど、薪の香りが風味となり本当に美味しかった。 窯はこれと同じ。(一番簡単な四角い形、耐火煉瓦20000円くらいだったそうだ) 燃料は廃材や大量のブドウの剪定枝があるし、意外と短時間で出来るのにびっくり。 本州から来たTさんは、私達が持参したとうもろこし(前日に親戚から買ってすぐに茹で、ラップで保存してきた)を、窯で焼いたりして大喜び。 彼らに言わせたら、「こんな贅沢なことはここでしかできない!」。 実は、私も同感である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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