カテゴリ:授業風景
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。 ~~~~~~ マザーテレサの言葉です。 小学生から大学生まで国語や作文を指導しているので、この言葉に出会ったときに「まさに!」と思いました。 考え方は、言葉に表れます。 「電球を完成させるために5000回も失敗した? ちがうよ、5000通りのうまくいかない方法を 発見するのに成功したんだ。」 「成功するための最善の方法は、もう一度試みることだ。」 これは、エジソンの言葉ですが、彼の考え方や意欲が言葉に表れています。 言葉によって凝縮し再確認された思いは、いずれ行動につながります。 1つの行動がいくつも連なり、いつしか習慣になり、それを人はその人の「性格・個性」だと解釈します。人に評価されていくことでも、自己認識がより確固たるものへと変化します。 それがいつしか「運命」を作るエネルギーとなるのだってことですよね。 言葉を扱う指導をしているけれど、 言葉とは「考え・思い」を表すツールだから、 「言葉」という枠だけでは教えきれない。 表面的な言葉や文章のテクニック的な学習では意味がないと思う。 無知と未熟な感性と稚拙な表現の結集「シネ」「コロスゾ」が飛び交うのは異常だという感覚が少数派になってはいけない。 自分の感情を理解すること、自分の考えを持つ力、それを伝えるための手順、選択肢、選び方、受け止め方、言葉に出てこない思いを汲み取る力 …。 表現技術や作文の手順ではないそれ以前のところから、鍛えていく必要を感じています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月19日 10時20分22秒
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