AIの経穴人形
「私はOLになりたいねん」と言って面接に行く。なぜか高校の先輩も一緒だ。ここのビルか、さてどこで面接だ。案内されたのは階下。階段で降りて行くがまだまだ到着しない。えええ!まだ降りるん!そして突き当たったところには、ソファーに寝転がる若いアニメっぽい子。ここで面接ですか?と聞くと、いえいえこちらです〜と壁を開けた。 先に行ってた先輩が、くみ〜くみにピッタリやで!と言って来る。薄暗いし妙なかんじだ。目が慣れてきたら見えてきたのが、経穴人形や助産師さんの練習用の妊婦さん人形がある。何がピッタリなん?私はOLになりたいねん。経穴人形なんて要らんねん。と思ってたら、「僕のこと嫌い?」と1mくらいの経穴人形がしゃべって来るやん。喋るとかなんなん?きしょいねんと心で突っ込んだ。すると阿部寛が「ふふ、これは僕が作ったAI機能のついた人形なんだ」いやいや、だから?私はOLになりたいねん。と訴えたら、またも「僕のこと嫌い?」ってウルウルしたAI経穴人形が迫って来る。というところで目が覚めた。その後を想像してみた。この年齢でOLになるのはやめにして、AI機能のついた経穴人形として何を学習させるんや?一番可能性があるのは全国の鍼灸師のカルテから治療における鍼か灸か、どのツボか、ドーゼはどのくらいか、治療の間隔や治癒又は寛解の目安、後々のメンテナンスなどを学習させる。かなあ。こう言うこともあるので、全国の鍼灸師の皆さん、カルテはみっちり書いておいて下さい。