1138645 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008.03.01
XML
カテゴリ:◆NARUTO
〔NARUTO疾風伝〕268話(48話)〔つながり〕。

心理学で云う所の〔模倣〕や〔相互作用の同期性〕。人は相手の感情を無意識にコピーする能力を持っているのだそうです。

例えば、赤ちゃんは母親が笑顔であやすと笑顔になるのだそうです。反対に母親が不機嫌な顔であやすと赤ちゃんも顔が直ぐに曇るのだそうです。

また、大人の場合でも、相手が笑顔で話しかけてくると釣られて笑顔になり、話も弾むのだそうです。逆に無表情で話かけられると、話も中々弾まないのだそうです。

其れは、人が生きる上で初めから持ち合わせている能力、なのだそうです。其の〔同期性〕が、サイの感情を引き出すきっかけになったのかなと、感じました。

サイは今迄、淡々と任務をこなす日々だったのでしょう。其の活動の中で、他人とチームを組む事が有っても、他のメンバーと個人的に仲良くなったり話をしたりと云う事は、殆んど無かったのでしょう。其れが今回、まるで忍者らしからぬ感情丸出しのナルトと出会い、少しづつ影響され〔感情の同期〕をしていったのかもしれません。其れが〔嫌いダッテバヨ〕な感情だったとしても。

ダンゾウの〔洗脳〕とも云える〔感情を殺す〕と云う教育の中で、サイは自分の感情と云うものが無いと思っていた様です。けれど人が発達する中で、感情と云うものは〔学習〕するもので、子供時代にそういう洗脳を架せられたサイは、カオスな存在の子供が人として発達していく途中で、中断された様なものだと思うのです。其れがある〔きっかけ〕で、ストッパーが外れて仕舞ったのでしょう。

其のキーワードが、ナルト、兄弟、絵本。

ナルトからぶつけられる感情の数々。サイへの気持ち、サスケへの気持ち、サクラちゃんへの気持ち、それらを間近で感じる事で、サイは封じ込められていた感情への扉に手を掛ける〔きっかけ〕になったのかもしれません。そんな事を、今回、感じました。

------------------------------
回想シーンの事。

3代目のじっちゃんと再不斬T_T... 大好きな人達。奇しくも、再放送でじっちゃんと大蛇丸の戦いが行われています。そしてこの回の作画が、凄いのですよ。人の絵の能力、個人の才能と云うものを感じさせます。あぁ、痺れるなぁ。

------------------------------
転じて今回。退屈極まりない、作画。

今週、唯一良かったのはナルトの〔笑顔〕。それも物語の良さであって、作画が良いと云う事では無くて。

顔のアップばかり。情緒が込められていない絵。特にサイの部屋でのシーンは、退屈極まり無い感じ。折角サイの心理面でのシーンだと云うのに。ただでさえ緩やかな展開の脚本なのだから、こう云う時こそ感情を込めた絵で、丁寧な心理描写を魅せて欲しかったです。

例えば揺れる蝋燭のカットだって、能力の有る描き手であれば、もっと感情が込もった絵になった筈。其れなのに、素人の私でさえ判る位の〔適当〕な絵。ただ単に炎が揺れているだけ。其処には何の感情も情緒も無い。暗い洞窟の部屋の中だからこそ、色を寄らせたカットだからこそ、何気ない表情でも、感情を乗せた絵に成ると云うのに。

余りに詰まらないなぁと思い、前回の267話(47話)と見比べてみたら、作画が全然違いました。前回は蝋燭の灯かりで顔の〔影〕が不安定に揺れる様が描かれています。だから絵に不穏・不安定な感情が乗っているのです。けれど今回は、そういう描写が全く無し。

ヤル気が無いのか、予算が無いのか。

そして今回は、大きな動きも無い静的な回なのですが、サイの心が動きはじめた〔基点〕の回だと思うのですよ。そして、最近ウザいだけだったナルトの、元来持っている〔美点〕が垣間見られる回でもあるのですよ。だからこそ、最後のナルトの〔笑顔〕からサイの表情の変化へのシーンだけで良いから、丁寧な作画を持って来て欲しかったです。其の辺の〔何処に力を入れて、何処で抜くべきか〕と云う、脚本との連携が全く取れていないのじゃないのかな、と思ったり。

上で、今回は蝋燭の灯かりで顔の影が揺れたとか揺れないとかグダグダと書きましたが、別に揺れなくても、手抜きでも良いのですよ、物語の重要なシーンさえちゃんと〔押さえ〕てくれさえいれば(今回で云ったら最後のナルトの笑顔のシーンを)。

とは云え、先週は絵に力があったし、来週の予告でも動きの有る動画が来るかもと期待させる感じだったので、今週は制作者的に〔力を抜く回〕と云う事なのでしょうか。

------------------------------
絵の話。

〔Yシャツとデイダラ〕第二弾。また、デイダラです(笑)。前回、デイダラの絵を失敗して、下を大幅にカットしたので、今回はポーズを変えてみた。状況的に如何なったらこうなるのか、私にも判りません。最近、脱がせた絵ばかり描いている様な気がします。何か方向性を間違っている様な気がします。

個人的な事ですが、肌色の塗り方(主に色選び)を、少ぉし変えてみました。存外良いかも。女の子の肌に似合いそうな色合いだなぁ、これ。

---2008.03.01. 18:35 up---





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.03.10 02:10:36
コメント(14) | コメントを書く
[◆NARUTO] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.