カテゴリ:美しい作品
私の子供たちも私も大好きな絵本。いつ、どんな経路で我が家にやってきたのかもはっきりおぼえていないくらい。古い本なので友達がくれた本の中に入っていたのだろうとおもいます。
”赤茶色のめんどり” もともとはロシア民話らしいけれど、フランス人の挿絵画家が絵を描いていてフランス風になっています。 わたしのつぼにはまったのは、このめんどりが家事好きなところ。 ”めんどりは、家事がとてもとくい。 うちには、ほこりひとつもなく、 かびんには花、 きれいなカーテンにはいつもアイロンがかかっていました” えええ? カーテンってアイロンをかけるものなの!? と夫に聞いたら、”そうだよ、おばあちゃんのうちのカーテンにはいつもきちんとカーテンがかかっていたよ”と。 ショック・・・。カーテンにアイロンをかけたことは、人生で一度もないです。洗ってかけておけば重みで張るものだと思っていました。”家事がとくい”なめんどりになるには、まだまだ道のりは千里もありそうだわ(涙。(埃もあるし・・・) それから上も好きな場面。 ”二羽はいつもおしゃべりをしながら、しごとをしました。 キジバトはあみもの、 めんどりはぬいものがすきでした” 手仕事が大好きなところはとても共感してしまう。それからイチバン上の画像もそうだけれど、なにげに置いてある家具が古っぽくてすごくいい。 布張りの椅子や、書き物をするための台を引き出すようにつくられた、ビューローブックケース、レースをおいた小さなサイドテーブル。わたしの大好きな20世紀初頭の家具スタイル。どれも家においておきたいものばかり。お話も好きだけれど、こういうデテールがぐぐっと心をつかんじゃう。 子供たちのためでなく、”家事のとくいな”めんどりのようにいつかなろうと自分を励ましながら、この絵本、最近よくぱらぱらとめくって楽しんでいます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日はフランス東北部では聖ニコラのお祭りの日。かつて中部ヨーロッパでは、サンタクロースではなく、聖ニコラが子供たちにおくりものをくれたのでした。 ロレーヌに住む義母からのおくりもの。聖ニコラのお祭りに欠かせない”パン・デピス”。スパイスがいくつも入った柔らかいクッキーのようなおいしいおかしです。とってもおいしいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●絵のブログ、↓↓↓ まほうの絵の具箱。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ![]() ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[美しい作品] カテゴリの最新記事
|
|