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カテゴリ:本日のおすすめ(飛騨地域-高山・下呂等)
平成24年1月24日(火)、今年も高山市で「二十四日市」が開催されました。 「二十四日市」とは、明治初めまでは、旧暦の12月24日に、正月飾りや塩漬けされたブリを調達する「歳の市」として開かれていたが、その後新暦にあわせ、1月24日に開かれるようになった。 現在では「小屋名しょうけ」、「有道しゃくし」、「江名子ばんどり」、「宮笠」などの昔ながらの生活用品を始め、様々なものが販売されている。
[小屋名しょうけ]:久々野町小屋名地区に伝わる竹を編んだざるで、野菜の水切り等に 使用される。 升受(しょううけ)と呼ばれたものがなまったと伝えられている。
[有道しゃくし]:久々野町有道地区に伝わる木のしゃくしで、朴の木から継ぎ目なく 削りだされたもの。
[江名子ばんどり]:江戸時代から、高山市江名子地区の農家で制作されていた 雨具の1種。 「ばんどり」とは飛騨弁で「むささび」のこと。
[宮笠]:江戸時代中期から高山市一之宮町で白地のひのきと赤身のいちいの木を 薄く削り、細長く切ったものを編んで作った特産品。
ちなみにその「二十四日市」は、高山陣屋の横の本町1丁目~3丁目までを、通行止めにして実施するもの。
本町1丁目~3丁目までを起点から終点まで、写真を撮りながら行ってみた。 平日なのに結構人がいましたね。
さて私は、高山陣屋前広場にて実施しました、「第4回アレうたてぇな飛騨の味」に関連しての取材でした。 これは「飛騨農林事務所」が、「二十四日市」に併せて、飛騨の農業・林業・農山村の事業PRに加え、飛騨で収穫された野菜で調理した鍋を提供するものです。
雪の無い陣屋前にテントを張って、鍋の準備に入ったところ
具材は「しいたけ」「ぶなしめじ」「なめこ」「大根」「にんじん」「白菜」等すべて飛騨産の野菜鍋ということで、「満采鍋」と名付けられています。
そんな「満采鍋」を求めて、多くの方が来場してました。
約600食もほぼすぐなくなるくらいでした。
併せて「ぎふ清流国体」のPRのために、ミナモも駆けつけてくれました。
さて、「二十四日市」といえば、いつも「荒れる二十四日市」と言われるくらいの、天気となるのですが・・・、今回は前日までの予報を吹きとばす、快晴!、「こんなことは珍しい」とお客さんや、二十四日市の方から聞くことになろうとは・・・。
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Last updated
February 2, 2012 08:37:34 AM
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