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まいかのあーだこーだ

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2020.09.12
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プレバト俳句。お題は「イヤホン」。

今回も「異議あり!」ってほどのことじゃないけど、
個人的な感想です。

全体的に、なかなか面白かったです。
イヤホンって、意外にドラマがあるんですね。



まずはミスター東大くんの句。
無線絶え 耳に風 見上げ、月

今の若者は、
ワイヤレスイヤホンの充電が切れることを、
「無線が絶える」と言うのでしょうか?

いやいやいや(笑)。
やっぱりこれは、梅沢が言ったとおり、
どこかで遭難したときの句でしょう。

電波も届かない山中奥深くに孤立して、
気がつくと、
もはや風の音しか聞こえなくなっている。
空を見上げると、
冷え冷えした月だけが煌々と照っている。

生死を超えて無の境地に達してしまった、
極限状態での壮絶な句です(笑)。



玉城ティナの句。
蜩や イヤフォン外し 立ち尽くす

やはり「立ち尽くす」はちょっと大袈裟な気もします。
ヒグラシの鳴き声に立ち尽くしてしまう心境とは、
かなりドラマティックな感じがしますよね。



梅沢の句。
口立ての カセットの声 秋彼岸

添削されたとおり、
「父の口立て」としたほうがいいと思うけど、
いかにも梅沢らしい場面だし、
これがボツになったのは惜しいですね。



このほか、
トリンドルちゃんの「君とあいみみ 夕月夜」も可愛いし、
麒麟川島が、
兄弟でイヤホンを分けて笑ったという「夜半の秋」も、
なかなか悪くないと思いました。

高畑淳子の「令和人」の描写は、俳句じゃなくて川柳でしたね。



最後に、
キスマイ横尾の句は、1ランク昇格だったけど、
わたしには、ちょっと分かりませんでした。
ヘッドホン外し はとバス 初紅葉

音韻的に「ha」を重ねる面白さは分かりますが、
そもそも、なぜヘッドホンを外すのか分からなかった。

バスのなかでヘッドホンを外したところで、
聞こえてくるのは車の走行音だけだろうし。

横尾の説明によれば、
「自分ひとりの世界から、外の世界へ意識を向け変えた」
ということのようです。

なるほどねぇ。

車窓の視覚のほうに集中するために、
聴覚への刺激を取り除いた、とも言えますね。
でも、いまいち分かりにくい句でした。






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最終更新日  2021.12.28 04:31:58
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