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まいかのあーだこーだ

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2024.01.02
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カテゴリ:政治
震度6強以上の地域については、
発生直後にドローン等の無人機やヘリを飛ばし、
上空から建物倒壊や交通網寸断の実態を把握しなければ、
通報を待ってからの初動では遅く、かえって優先順位を誤る。

被害の大きな地域ほど、
通信手段すらなくなって情報発信ができず、
被害の小さな地域の情報ばかりが収集されてしまう、
そういう矛盾が起こるからです。

実際、今回の震災では、
当日内に被害状況を把握できず、
全容の把握が翌朝以降にずれこみました。

その結果、
被災者は一晩以上ものあいだ、
暖房もない極寒のなかで、
倒壊した建物の内部に放置されました。



被害状況の正確な把握によって、
救援すべき場所と規模とルートが決まるのだから、
たとえ日が暮れたあとでも、
夜間照明や赤外線による上空撮影をおこなって、
被害の全容を早期に掴まなければならない。

救援部隊にかんしては、
たとえフライングになっても、
被害の全容が明らかになるよりも前に、
多めに見積もって編成しなければなりません。

翌朝までには、救援プランを策定しつつ、
機材や車両の運び込みも当日の夜間にかけて行うべきだし、
日中と夜間に活動する人員も別々に手配すべきです。
いずれにせよ、夜が明けてから状況を把握するのでは遅い。







あいかわらず避難所も、
停電時の緊急的な暖房もままならず、
トイレやプライバシー確保の不十分な劣悪環境です。

公共の避難所には、
石炭や石油を燃料とする床下暖房や温水暖房の設備を、
火災防止・耐震装置付きで整えておく必要がある。

避難所が収用人数を上回って過密になり、
物資・設備が不足したり、
感染症の危険があって環境が悪化するなら、
むしろ避難者を大型バスや輸送ヘリで運び出し、
一時的にでも分散避難をさせなければならない。

雪・渋滞・土砂・地割れで物資輸送が困難な場合も、
早期に分散避難を実施しなければなりません。

避難所の劣悪な環境は、多数の災害関連死に繋がります。
これは入管収容所と同じく人権上の問題にあたります。










今回の震災は、
原発稼働のために震度予測を歪め、
浅い活断層の危険性を過小評価した結果の人災です。
つまり、想定外だったのではなく、
意図的に「想定から外した」結果だといえます。

また、
災害対応の中枢にいる旧世代の人々は、
平時の事前対策においても、
非常時の現場対応においても、
現代の最新技術を十全に活用しきれていません。

能力のある若い人材に活躍する場を与えていない。

年金問題やマイナカード問題と同様、
ちぐはぐで穴だらけの対応しか出来ないのはそのため。
旧世代の人間が権力の委譲を渋った結果、
平成以来の「失われた30年」はいまだ延長されています。

この1年で、それらを転換する必要があります。













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最終更新日  2024.01.08 03:39:11


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