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カテゴリ:BOOKS
面白いもので、私がずーっと眺めてきた(読ませていただいた)ブロガーの方々、一斉に?と言っても過言ではないほど、皆さん、ズラリと鬱モード。
かく言う私もどうやらそれらしい雰囲気で、 「どうしちゃったの?→自分!」状態です。 どうなのでしょう? 鬱は伝染するのでしょうか? 全ての発信をやめたくてたまらなくなったりしながら・・・ いや、積極的にやめたいというのでもなく、ただただ、 ポカンストンと、何の衝撃もなく何かの穴に落っこちたみたいな、早い話が、鬱っぽいという状態の日々です。 読むのは相変わらずその気になれるのですが、発信やら、働きかけやら、そのあたりが積極的になれなくて、しばらく休みます宣言も別に敢えてしなくてもいいかなぁとか、きわめて消極的で、自分が自分ではないような感覚です。 思えば、ずーーーーーーっと、走りっぱなしで、走っていることさえ意識していなかったのに、突然「私ってば、なんで走っているの?」と、気づいてしまったみたいな。 ・・・と考えていたら、太宰治の「トカトントン」とかいう短編を思い出しました。 そう、多分、あの感覚。 そんなことを思って本棚をゴソゴソやっているうちに読書スイッチが入ってしまって、それも新しい本を求めるのではなく、ひたすら自分の本棚からの再読です。 一昨年、一度、本を整理・処分しようと考えてランダムに本棚の写真を取ったものの、結局決心がつかずにそのままになってしまっています。 その写真が埋もれていたので、この機会に記録のためにここに載せちゃいます。 乱読がよくわかる、未整理の本棚・・・ウンザリ度が急上昇です。 ※写真がいくら自分のための資料にするだけとは言ってもいい加減すぎる為にイラつき、我慢がならず、差し替えました。(07/07) ![]() 上の左の「六十歳からの生き方」、こんな本、いつ買ったのか内容も覚えていません。多分「捨てる技術」とかを読んだ頃に、何か触発されるものがあったのか・・・なぁ? 筒井康隆と渡部昇一とビートたけしの本が同じ棚というのは...。 そこにベケットの「モロイ」やポール・ニザンの「トロイの木馬」が並ぶあたり、殆どブラックユーモアです。 「モロイ」は自分で買った覚えがないなぁと思ったら、奥付に万年筆の特徴的な文字での書き込みがあって、先輩からいただいたものと思い出しました。 書き込みは『革命的生涯の検証のために』です、あはは。 幾度もの引越しを重ねている割には失わずに済んでいる貴重な2冊の本が、酔っ払って原チャで死にかけたビートたけしの本と同居しています。 「時をかける少女」、この棚にあったんだ!・・・読みたがっていた若きブログ友がいたなぁ。贈ろうかな? ![]() ![]() これは特別扱いのエンデの棚・・・のはずが、数冊抜けていますねぇ。 ※これも、抜けていた写真と合わせたものにして差し替え。(07/07) ![]() この他、まだまだベッド周りや机の上のブックエンドや、新書版ばかり入れてある棚やら、子どもの本棚に出張中のものやら、本棚数本にもなるコミック漫画を除いて・・・ 場所ふさぎなのがこれら! 特にはっきりと「邪魔」なのが、筑間の日本文学全集42巻セット、です。 ![]() 友から昔プレゼントされたものですが、部分部分読んだものが多いものの、結局全部は目を通しきっていない全集です。 処分する前に1から全部通して読んでしまおうと思いながら、不思議なものでこう揃っていると単純に「食指が動かない」のです。 この全集の棚の上や裏側には------- ![]() こんなふうな文庫本が、気に入ったものは出版社別・訳者別やらで複数冊など、びっしりとあって、引越しの時に荷解きしながらより分けようと甘いことを考えたのが敗因で、結局そのままです。 マイケル・ムーアの「華氏911」という映画の題名が、昔の「華氏451」という映画(原作はレイ・ブラッドベリ著のSF:華氏451度)を文字ってつけられたということ、すぐにわかった方がどれほどいらっしゃるかわかりませんが、本を処分できずに、「処分する前に再度読まねば!症候群」にかかって鬱度を増すばかりの私は、密かに、これらのホンの自然発火(華氏451度は本の燃える温度)を待っているのか、それとも、自分の内部が再び「燃えて」くるのを待っているのか、あ~、鬱・鬱・鬱。 処分引き受けまたはランキング投票をこちらから ![]() こちら→私のパソコン教室 ![]() 今気持ちが切り替えられるのは、このパソコン教室のおかげです。 伝達本能全開でお待ちしていますよ♪ ※初回投稿 2007/07/06 7:46:03 AM お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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