テーマ:楽天写真館(354381)
カテゴリ:季節情報担当:平井
皆様こんばんは
7月に入りましたが、今日は冷たい雨の一日でした。 昨日、休憩時間を利用して本白根山のコマクサを撮影してきました。 ようやく咲き始めです、例年より1週間遅れですので今月末まで見る事ができそうですね。 明治、大正の頃にコマクサが結核や肋膜に効く特効薬として漢方で使われ、そのために絶滅しかかってしまいました。その後、成分を正式に調べるとアルカロイド系のジャントリンという成分が主成分である事がわかり、やもすれば毒草である事がわかり、そのブームが去ったと聞いた事があります。 絶滅はほとんどは、このように人の手で進んでしまう典型的な例ですね。 白根系のコマクサは淡いピンクの色です。近年貴重さがわかりました。コマクサの色は赤と白とピンクの3種類。ピンクの本白根のコマクサは数が減りつつある種類らしく、絶滅危惧種に登録されたと4月に地元紙に紹介されました。 本白根には3万本のコマクサが咲いていますが、1970年以降に地元の有志の方たちの懸命な努力で現在の姿になっています。 夏を代表する高山植物のコマクサ。高山植物の女王と呼ばれています。 かれんな姿をぜひ見にいらっしゃってくださいね。 。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.01 21:45:45
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