テーマ:悪性リンパ腫(653)
カテゴリ:治療記録
セカンドオピニオンに行ってきました。
行ってきてよかったです。 よかったことの一つは叔父と妹が同行したこと。 叔父と妹は遠方に住んでいるので、母の詳しい病状については知らない。 母の病状のことで主治医とのやり取りは私がしている。 それを私がその都度、妹や叔父にメールやFAXで伝えてきたつもりだった。 でも、やはり私から伝え聞くのと、医師から直接聞くのとでは伝わり方が違うことがよくわかった。 セカンドオピニオンで話す内容は、私が今まで伝えてきた(つもり)内容と重なるところも多かった、でも二人は初めて聞くように反応し納得して聞いていた。 伝えるとこの難しさを実感した。 今までの疑問や主治医に対する不信感が薄れ、この二人が今後の治療について納得してくれることが私には重要だった。 もし二人が主治医に対して疑問や不信感を抱いているのだとしたら、それは私の伝え方が悪かったのだと思う。 実際に二人が主治医と接する機会はほとんどないのだから。 またセカンドオピニオンの医師には、はっきりと治療について話してもらったので私達も迷いが少なかった気がする。 要するに 治ることを目指すなら、今までの治療法R-THP-COPを続けることが望ましく それ以外の、治療法に変更することは気休めの治療(リンパ腫は治らない)にしかならないからやめた方が好ましく 選択は、副作用や感染症になるのを恐れて治療法を変更するか、 少しでも治癒を望み今の治療を続けるか、 のどちらかであり、 そして大切なのは、どちらを選ぶにしても決めたなら後悔をしないよう決断をする ということなのだ。 私としては、セカンドオピニオンで聞く内容も、主治医から聞いていた内容も大差はなかった。 結局は同じことを言っていると思った。 ただ二人の医師が違ったのは、 主治医はどちらがいいか、自分の意見は明言しなかった。 セカンドの医師は、自分だったらこの治療を続けると言った、 その違いがある。 妹も叔父も母も誰か医師に明言して欲しかったのだと思う。 「この治療方法がいいですよ」と。 それまでは妹も叔父も、今までの抗がん剤治療で再度肺炎になる可能性があるのなら、違う治療法に変更してもらいたいという意見だった。 セカンドオピニオンに行くことがなければ、そう主治医に伝えるところだった。 でもセカンドオピニオンで医師に「私なら~します」と言われ、今までの治療法を続けることになった。 どう患者に接するのか、 医師のあり方は難しいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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