カテゴリ:死別
「家ついてていいですか?スペシャル」
お気に入り登録しているブロガーさんが すごく感動した、たくさんの人に見て欲しい、と書いていた。 内容を読むと、あるバンドマンがガンになり、その死までのドキュメントらしい。 わたしは、母をガンで亡くしている。 「ガン」+」「死」というのは、わたしにはトラウマがある。 母を亡くして12年経った今も・・ わたしが見るのはどうなんだろう・・と思いつつ、 ちょっと緊張しながら見た。 最初の、彼の恋人への取材場面は以前放送で見たことがあり、 あっ、この人か、とすぐわかった。 そのときは、恋人の語りがメインだったので、冷静に見れた。 今回は、本人が出る、ガンに侵され彼の心臓が止まる瞬間までが撮影されている。 ガンは、人を内から侵食する、その人の生命を吸い取って、増殖し続ける 肉を水分を食い尽くされ、骸骨に皮だけがくっついている、 それでも彼は生きている。 肉体は、限りなく死に近づいているのに、精神は生きている、生きようとしている。 骨になり朽ち果てて行く彼の肉体から、 生きたいと溢れ出す彼の叫び。 失われようとしている肉体から まだまだ、生きたいと彼の声が聞こえてくる それを見るのが、せつない、かなしい、くるしい、 そんな彼に何もできない自分がくるしい、(お母さんごめんね) そんな彼をみているのが恐ろしい、(お母さんごめんね) 目を閉じて、耳をふさぎ、しゃがみ込む。 つーちゃんと一緒に見ていてよかった。 一人で見てたら、と思うと、こわくなった。 自分が平静でいられないようで、こわかった。 一緒に見ている人がいてよかった、 こわくて、こわくて、たまらなかった・・ つづく、かも、 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 10, 2021 11:00:46 AM
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