音速ふみを解説その3
こういう続き物はパワーがいるよね。それに、だいたい酔っ払ってキーボードに向ってるふみをに真面目な内容を書かせるのは厳しいのだよ。だけど自分で始めたことだからね。前に書いた時から相当に経ってやっと第3回。もちろん3曲目の"シルクロード"の解説をしてみたいと思う。 ここ3回のライブはこの曲をトップに持ってきての演奏だった。24日SATライブ演奏時の1番のサビがいつの間にか、2番になっていた気がしたんだけどね…思い出したくない思い出だねえ。というように"シルクロード"という楽曲はライブの1曲目に演奏する事が圧倒的に多い。それに付随してふみをが一番歌詞を間違えた事のある曲No.1ではないかと思う。不名誉な記録だけど仕方ない。本当だから。今回もやらかしてしまったので当分封印だな!!…。 そんな"シルクロード"は2003年に誕生した。2003年の初め、ミッドランドはアルバム制作をしていて新曲作りの真っ最中であった。当時はとーる加入して約2年弱、そろそろバンドとしての方向性を決定付けたいと思っていたんだけど、メインとなるであろう2人のボーカルを生かす楽曲が生まれてはいなかった。そこで今まであった楽曲をいじって無理くり2人にボーカル分けすることをやめて、まったく新しい楽曲を全員で編曲し、本当の新しいミッドランドの楽曲を作ろうとふみを邸に集まって連日の徹夜作業を行った。 元々三輪幸平が作ってきたギターリフがあって、それを4人で膨らませる。出来たメロディーにふみをが歌詞を書いて完成!!となったのだけれど、何が新しかったかって、前編に渡って2人のボーカルのハモリを入れ、しかもリードボーカルが小さく入れ替わるトリック付。「音速ミドルエイジ」バージョンと違って、当時のレコーディングではリードギターが12弦ギターで録音とある意味斬新であった。だけど当時からライブではほぼ再現出来ずにエレキギターで演奏しいた。そのエレキバージョンが今回レコーディングしたものであるのだ。 だけど2005年春に石田さんの下でレコーディングした時は、相当に軽い気持ちで最初の最初に演奏しており、メンバー間では「この演奏はテストなんだろうよ」ぐらいな探り合い的な雰囲気だった。それがあれよあれよと本格的に音入れをしてしまって、いつの間にやらアルバム入閣することに。人生って不思議。 "シルクロード"の歌詞について掘り下げてみよう。この頃のふみをはトンデモ本といって、超能力とかUFOとかを筆頭にありとあらゆるジャンルのうそ臭い本にはまっていた。(そんなトンデモをウォッチする会、通称と学会発行の本がお気に入りだった)そういうトンデモ本でよく話題に出てくる※アカシックレコードを題材に詩を書こうと思っていたらあんな風合いになった。重要なこと(例えば男女の関係)を怪しげな占いなんかに任せておいたらいけないでしょう!?的に書いたんだけどねえ。どうでしょう。※Akashic Records:宇宙や人類の過去から未来までの歴史全てが記されている記録、またはその考え方。多くの場合、宇宙空間自体に記録がなされると考えられている。 インドのとある場所では、全人類各個人のアカシックレコード(インドでは伝説的人物アガスティアが予言したとされる)が記録されているというアガスティアの葉をお金を払うと見ることが出来る…どうだい、うそくさいでしょう!! 歌詞には書かれてなく、最後部分でふみをが歌っている部分がある。そこはそう、"アガスティア"と歌っているのさ。