ふみをCD事情
最近は暇さえあれば中古CD屋に出入りしておりまして、お気に入りのアーティストのCDを見つけては手に入れているのです。これもすべて新しいiPodちゃんを買ったことが大きいねえ。なんたって120Gだもの音楽だけに限定すれば永遠よ永遠。素晴らしい。それでやっぱり青春時代を過ごした80年代のアルバムを中心に購入だ!!あの頃に欲しくても買えなかった無数のアルバム達に触手を伸ばしているのだ!!TSUTAYA半額デーなんかに大量にレンタルしてくれば安上がりで、しかも手っ取り早いけれどそれでは何とも味気ない。やっぱり苦労して手に入れてこそアーティストと同化出来ると確信しているんだ。なるべく安く程度の良いものを!!財力があればアーティストにちゃんと印税の渡る新品購入が理想だけれど、ふみをの買っているペースを新品に置き換えたら、天文学的数字になること間違いなし!!有り得ないっす。(どちらにせよもちろん大げさ)なのでその辺に関してはTOTOはTOTOでもtoto BIG期待で。ふみをはレコードと同じでCDも日本盤を買うのが基本。洋楽の新譜ではさすがに少なくなってきたけれど、というか今はほとんどないけれど、洋楽に変な邦題がついているのを探すのが楽しみでして。それは映画も同じで昔ほど変な邦題に変な副題がついているんだよ。素晴らしい。また得体の知れない音楽評論家たちの解説付きというのが面白い。今までたくさんの解説を読んできたけれど一番酷かったのが、知る人ぞ知る湯川れい子のコリー・ハートの解説だろうね。・・・(一人ぐらいいるのかな解る人)。そしてなんたって訳詞があるね。これも賛否両論あるけれど、訳者の詩的センスの有る無いを見極めながら追っていくのが楽しいね。例えばTOTO。確かにたいしたこと歌ってないけれどさあ、さすがにこの訳詞はないでしょう・・・というのが多々。例えば今、TOTOTOで練習している"ガール・グッドバイ"のサビ、「Goodbye girl, goodbye girl, girl goodbye」の部分の訳は、「あばよ 娘っ子 あばよ さよならだ」(室矢憲治訳)だってさ。いくらなんでもこれはないでしょう・・・。アルバムが出たのが1978年ってこんな時代だったのか??ええ!?そうかな・・・自信がないけれど。そうだよ、加山雄三や石原裕次郎の世界だよ、まあいいや。最近メインで買っているのは、フィル・コリンズ、カーズ、a~ha、シカゴ、ティアーズ・フォー・フィアーズ、ボズ・スキャッグス、デュラン・デュラン、フォリナー、あたりかな。どうだい完全なる80年代でしょうよ。あれ?ボズは70年代だな。特にシカゴはレコードとでほとんど持っているんだけれどCDも買い漁っているね。中古市場を練り歩いていて面白いのは、80年代の後半の後半つまり1988年以降ぐらいのCDから、値段が確実に安くなっているという事実がある。90年代に入って売れたCDは残念ながら叩き売り状態である。その辺りでCDとレコードの立ち位置(販売枚数)が逆転したらしい。正確には1986年らしいけれど実感するのはもう少し後なんだね。ふみをはその少し前、父親にステレオを買ってもらう際に、「まだCDはいいよな!?」という一言でCDデッキを買ってもらえず。その後の当分の間、アナログ派を仕方なく語っていたけれど、それが今になっては良かったんだよ。たくさんのレコードコレクションがうちにあるのは、あの父親のつれない一言にあるのだから人生は解らないものだよねえ。怪しげなシングル&12インチシングルもたくさん有ります。売っても高値にならないだろうけれど宝物なんだ。なんの話か解らなくなってきたから終わり。