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カテゴリ:心理学
ストレスというと、周りから望まないのに与えられてしまうもの、 という考え方の人が多いと思うのだが、実はそうとも言えないのだ。 確かに、相手から不快な言葉や態度をされると、 相手の言動からストレスを受けることには違いない。 でも、同じ言葉だとして、 こちら側が好意を持っている人と、嫌悪感を持ってしまう人とでは、 受け手である私の反応は、一緒にはならない。 何故なら私の目がどちらの人も、色メガネを通して見ているからである。 好意的な人の言った言葉は、例え悪い言葉でも、 そこに何か意味があるかもしれないと考えるが、 嫌悪感のある人が言った言葉は、例え良い言葉を言ったとしても、 この言葉には裏があるに違いないと、悪く捉えてしまうからである。 結局は、どう受け止めたのかが問題なのである。 ストレスは、相手の言動を、 「良い事と悪い事」 に、仕分をしてしまうから起こってくる。 もし相手が、チョッと怒り気味に言ったとしたら、 「私が何をしたと言うの!」 と同じように怒りたくなるかもしれない。 或いは相手の言葉にビクビクしてしまうかもしれない。 そこにこちら側の感情が入ってくるから、それがストレスとなって、 千差万別の反応になっていくわけである。 「何故相手は怒って話しをするのだろうか?」 そこに意識を向けたとしたら、 こちら側の感情も変化していかないだろうか。 何か家であったのかもしれないし、会社で嫌なことがあったかもしれない。 そういう相手側の背景を考えると、こちらの感情も違ってくるように思う。 相手も自分も責めてはならない。 自分の受け止め方を変えていけば良い。 そうやって、ストレス生活から抜け出していこうではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月08日 12時02分16秒
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