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カテゴリ:心理学
好きでないけど、絶対にやるべきだと思うのは、
私の場合は、仕事帰りのスポーツである。 やりたくないから何かと理由をつけて、 やらなくてもよい方向にもっていこうとする。 理由は色々思い浮かんでくる。 疲れているからとか、最近寝不足だとか、 今日は雨が降っているからだとか‥。 そう、私の場合は雨を理由に挫折してしまうことが多いのだ。 雨なのにわざわざ途中下車をしてバスを降り、 家とは違う方向に行かなければならない。 いつもより重い荷物を持って、 傘をさして歩いていかなければならない。 スポーツが終わってからも、傘をさしての歩きである。 それが重荷になって、行きたくなくなってしまうのだ。 先々週は結構な雨が降っている日だった。しかも風も強かった。 私が挫折しがちな天気である。 「あれっ?今日遅くなるんじゃなかった!?」と弟が言う。 「いやぁ~、この雨の量‥、挫折したぁ~」と私が答える。 そして先週である。弟に言葉をかけた。 「今日、スポーツセンターに行ってくるから遅くなる」 すると「えっ?雨だよ。雨の日は行かないんじゃなかった?」 という返事が返ってきた。 (そんなこと、一言も言ったことがないけど‥)と私の心の声。 そうなんだ‥、弟の頭の中では「雨=行かない」という図式に、 勝手に変換されてしまっているんだ‥。 昔の私は、心の声をそのまま言葉にして相手に言ってしまっていた。 実際言った覚えがないから、 事実関係をはっきりしないといけない、と思うからだ。 これが言った言わないの喧嘩に発展してしまうことがある。 でも言ったか言わないかが重要ではなくて、 実際はどうなのかがはっきりすれば良いだけである。 誤解されているままではいけないので、 事実だけを改めて話した次第である。 「これって、私もどこかでやってしまうパターンだよね?」 脳は記憶するときに、省略したり歪曲したりして記憶することがある。 こういうことがお互いの誤解を生んでしまうのだ。 自分も振り返ってみれば、同じことをしているかもしれない。 そんなことを考えつつ、 雨にも負けずスポーツセンターへ行ったのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月07日 06時59分00秒
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