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カテゴリ:心理学
(黙秘します‥)心の中でそう言っていることがある。
話しても言いたいことがきちんと相手に伝わらないだろうと感じると、 黙ってしまうことがある。 まずなにより話さなければ相手に何も伝わらないことは承知している。 承知している上で、話すことを選択できない。 話すことで誤解を生み、自分が言いたいことから、 どんどん遠ざかっていくように感じるからだ。 あれもこれも‥伝えたいことが多い。 本来伝えたいことは、とてもシンプルなことだけど、 その結論に行き着くまでに、沢山のことを考えた。 その考えたことを全部話したい、という衝動にかられる。 沢山、沢山考えて、その結論に達したんだよ!と、 過程を知って欲しいのだ。 でも上手く伝わらないもどかしさがあって、 最初は話し始めるのだが、途中で黙ってしまうのだ。 常日頃「人間には言葉が有るのだから、 自分の言いたいことを、言葉として伝えなければいけない」 そう言っている私なのに‥。 本音を隠せてしまう私たち人間。 アナと雪の女王の「ありのまま‥」というフレーズが、 世間で良く使われたのは、本音と建前を使い分けて、 苦しい想いをしている心がそこに有るから‥ではないだろうか? 「ありのままに‥」という歌詞は、 特に日本人の胸を打つフレーズだったように思う。 全てが伝わらないことは承知している。 私は私であって、私の全てを把握しているのは私だけであり、 私以外の人とは全部を共有できないからである。 でもこの地球上で知り合う人間の数は、 単位が思い浮かばないほど、極々少数である。 それを思うと、目の前の人と少しでも分かりあることは、 努力する価値があるのかもしれない。 ふと、私は一番最初にどう感じてどう思ったのだろうか?と考える。 感じた一番最初、思った一番最初である。 最初の最初は、とてもシンプルでとても素直だったのでは? 2番目、3番目‥10番目、11番目に感じたこと思ったことが、 自分の心をどんどん複雑にしているのでは?と、 思い至ったのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月07日 07時43分28秒
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