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続投・しーちゃんち

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2009年07月01日
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息子の通院時間、思ったよりかかってしまいました。

かかって30分程度かと思ったのに、2時間・・

筆記式のアンケートがあってそれをやったからだそうです。


次女は今日、鍵っ子でしたが、スイミングの時間までに帰れないどころか、スイミングが終わるくらいにうちに着きました。

次女とは電話で話をして、今日はお休みすることに・・

ごめんね、こんな風に影響があるとは思わず。


待ってる間、ずっと本を読んでいました。

前回は「浜田ひろすけ童話集」。

昔から知っていた「泣いた赤鬼」など読み直してみるともっと深い読み方ができるじゃないの。

それと、予想外に面白かった作品があり、ここでもちょっと紹介しましたっけね。

童話なんだけれど、難しい漢字や表現もあり、なかなか大人が読んでも感慨深いものがあると実感してきました。


今日は「斉藤隆介童話集」を読みました。

・・だっ、誰??

と思うかもしれません。

実は私が、「斉藤隆介ってだれ??」状態でした。

「モチモチノキ」「八郎」など、有名な作品を残しています。


子供のころどきどきしながら読んだモチモチノキ。

暗い夜の描写がとてつもなくこわかった。

じっさまと一緒でないと「しょんべん」行けない子が、どきどきするのが他人事でない・・

そんな子供時代を、皆さんも送ってきませんでしたか?


我が家はトイレは「スットン」で、足元が怖かったです。

ついでにトイレに行くまでの廊下にあるドア。

これが風に吹かれて、「じゃああん」と閉まるのが、心臓が止まるほどに怖かった。

山形で放送されているローカルCM,

「よねざわの漢方、ジャーン」

っていうやつ。

アレと同じ「じゃああん」と言う音が苦手で。


ちなみに、母の実家のトイレも「スットン」でしたが、極めつけは

「外便所」

・・・。

しかも格子戸から虫が入ってくる・・


「ばあちゃんのトイレはトイレじゃない、便所だ」

「おっかなくってイヤダ!!うちに帰ってするー」

「ばあちゃんの便所が水洗になったら・・」

などなど、トイレがらみだけでいろんな「迷言」をつくり、逸話をとどろかせたのは私・・・

きっとモチモチノキの時代は、限りなく母の実家の「外便所」に近い設定だったんでしょうな。


モチモチノキにもどりますと・・

腹痛で苦しむじっさまのために、医者を呼びに出て行くのがなんともけなげで、これでぐぐっと大人になったんだなぁ・・と、主人公が一気に大人になったようで、読んでる私との差が開いたなぁ・・《負けた》・・と感じたり。


「八郎」

これはわたくしの国やまがたのお隣、秋田県のお話を基に作ったものです。

「八郎潟」「寒風山」などの地名が出てきますと、実際にGWなどで出かけていった秋田は男鹿のあたりを思います。

あとがきにあった、

「八郎と言う青年はいたらしいが、こんな風に人のために自分を投げ打って人を助けたりはしなかった。確かに大男だからよく食った」

と言う言葉に、愕然・・

いすから転がり落ちそうになった。


さ・斉藤隆介よ。

作者は生粋の秋田人ではなく、秋田の新聞社に勤務していたそうだ。

こんなふうに作者の経歴なんかを読んで、物語とは関係ないところで「ふむふむ」するのがおもしろい。



さて、「ソメコとおに」。

これも国語の教科書に出てきますね。

私のころにはありませんでしたが、子供たちは音読していました。

正直、音読ってあまり頭に入らないんです、私。

今回初めてしっかりとストーリーを読みました。

なんと、この話の中の「おに」は「ソメコ」じゃないかと私は思う。

かくれんぼして遊んで欲しくって、周りの大人と遊ぶが、みんな音をあげるほど。

鬼に連れられて行っても動じず、おにごっこ・・・

鬼はさらったソメコの親に

「子供を返して欲しくば・・」

という手紙(脅迫状?)を出すつもりが、

「米俵やるから子供を迎えに来てくれ、わしはソメコとのエンドレス鬼ごっこに懲りた」
という手紙を出す。


さて今日の目玉。

詩人・谷川俊太郎の本を読んだ。

これもまた子供の教科書だったり、いろんなところでお目にかかることが多い。

今日は有名な詩も読みましたが、何より興味深かったのは、愛についての詩が生々しかったこと。


「案外若いんジャン」

と言う正直な感想。

それもそのはず、彼は3回ほど結婚してるんですね。

詩人と言うと地味で静かな人生を送っていそうな気がするんですが、以外にも情熱的だったりするんですね。

石川啄木だって、あんな感じで物静かな好青年・・のような写真ですが、いろいろとあったんでしたっけ??

これから勉強しなおし・・


とにもかくにも、今日こんな風に本をじっくり読むことができたのは、通院の時間が長かったから。

そんな千載一遇とも言えなくない??チャンスを与えてくれた神様に、南無・・


・・合掌《感謝》・・







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最終更新日  2009年07月01日 21時53分46秒
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