テーマ:九州発見♪(524)
カテゴリ:九州ぐらし
水天宮の拝殿です。
拝殿と本殿の周りには摂社と呼ばれる、小さな神社があります。 こちらのお宮は、「千代松神社」です。 この神社には、水天宮の創始者按察使局伊勢命(あぜち のつぼね いせのみこと)が奉られています。 社名は按察使局伊勢命が後に剃髪して名 を千代と改めたこと、また、亡くなった際に、この神社の背後に松が植えられたことから、千代松神社と呼ば れているそうです。 そもそもこの水天宮は、安徳天皇の母である高倉平中宮に使えていた女官、按察使局(あぜちのつぼね)伊勢が、寿永4年(1185)3月24日壇ノ浦の戦いの後、千歳川(現筑後川)の辺り鷺野ヶ原(さぎのがはら)に逃れてきて、建久初年(1190)初めて水天宮を祀ったことに始まるそうです。 この伊勢は後に尼となり、千代と名を改め、周辺の民に請われ加持祈祷などを行っていたところ、霊験あらたかであったため、サポーターが日増しに多くなり、尼御前と呼ばれるようになったそうです。そのため、当初、水天宮は尼御前神社と呼ばれていたそうです。 こちらは秋葉神社です。 秋葉神社というと、一般には、は火防(ひよけ)・火伏せの神様が奉られていますが、水天宮ではでは農耕・文芸の神である、阿遲鉏高 日子根命(あじすきたかひこねのみこと) が奉られているそうです。 こちらは、水神社です。 水天宮にふさわしい水徳の神様である、彌都波能売神(みつ はのめのかみ)と安産の神様である、鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこ と)の二体の神様が奉られています。 水天宮の横にはこの大河「筑後川」が流れています。 【つづく】 人気ブログランキング 全国総本宮「水天宮」(その2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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