九州出身者がつくる九州情報館。

1月17日、ソフトバンクホークスとオリックス・バファローズの両球団は
ホークス・高橋秀聡投手とオリックス・金子圭輔内野手の
交換トレードが成立したことを発表しました。

金子圭はもともと2003年のドラフト6巡目でホークスに入っていますので、
事実上ホークス復帰となります。
（この年は自由枠で馬原、2巡目で城所、4巡目で明石と結構な当たり年でした。）
一方高橋秀は毎年キャンプあたりでは先発ローテ候補となっておりましたが、
実際ペナントが始まるとなかなか出番が無いという状態が続いていましたので、
オリックスで出場機会を見出してくれるといいなと思います。

さて、ホークスに復帰することになった金子圭は広報を通して
「オリックスではファンの皆様に
たくさん応援していただいて感謝しています。
もう一度ホークスのユニホームを着ることに
なりましたが、勝利に貢献できるように
頑張りたいと思います。」とコメントしています。

トレードの背景には内野手の強化をしたいホークスと、
投手力強化を狙っていたオリックスという双方の思惑が一致したものと思われます。
金子圭は内野はともかく、外野も守れますので、
昨年引退した森本学（さとる）氏のようなユーティリティプレーヤーとしての
活躍が期待されます。

ホークスの若手選手もこれを機に奮起してもらい、金子圭とともに切磋琢磨して
1軍定着へ向けて力をつけてくれることを願っています。

それでは、これにて失礼。

P.S.
ホークスは16日、かつてホークスやヤクルトで活躍していた
吉本亮氏がチームスタッフとして再入団したことを発表しました。
『雁ノ巣の帝王』と呼ばれるほどホークス2軍での生活が長かったこともありますので、
雁ノ巣組の良き相談相手になってもらいたいと思います。