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2013年05月12日
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度重なる怪我や病気にも負けず、25年間の現役生活を貫いたプロレスラー
小橋建太選手引退試合が、
2013年5月11日に聖地・日本武道館で行われました。
そのカードは以下の通りです。(60分1本勝負)
小橋建太、武藤敬司、秋山準、佐々木健介
vs
KENTA、潮崎豪、金丸義信、マイバッハ谷口

赤コーナーには小橋と戦ってきた戦友・ライバルが、
青コーナーには小橋の歴代付き人が揃った豪華な試合となりました。

『終わりの始まり』を告げるゴングが鳴った後、
赤コーナーは小橋が先発を買って出ました。
青コーナーは現役GHCヘビー級王者・KENTAが先発として登場しました。

KENTAはかつての師匠に張り手をかますと、
小橋は逆水平や袈裟切りチョップで応戦し、会場のファンを沸かせます。

試合は赤コーナーでは小橋がほとんどの時間戦っていました。
全盛期のようにヘビー級の選手を持ち上げる力が残っておらず、
衰えを感じた所もありましたが、かつての愛弟子に自分の技を叩き込んででいました。

マイバッハには逆水平、河津落とし、大根切りチョップ、マシンガンチョップを出し、
潮崎とはチョップ合戦の後、ローリングクレイドルを出し、
KENTAにはハーフネルソンスープレックスを出し、
金丸には雪崩式ブレーンバスターを出しました。

赤コーナーの面々は小橋の最後の雄姿を見守っている様子でしたが、
健介は潮崎とチョップ合戦を繰り広げたり逆一本背負いを見せ、
武藤もドラゴンスクリュー→足四の字、秋山はフロントネックロックと、
それぞれの技が共演するなど、豪華な試合でした。

試合時間は35分を経過と引退試合としては長い部類に入りました。
ですがその終焉の時が刻一刻と迫ってきました。
小橋が金丸に剛腕ラリアットを決めますがこれは青コーナーの3人にカットされます。
すると赤コーナーの3人がこれを退け、武藤がムーンサルトプレスを出します。

そして・・・小橋は青春の握り拳を掲げてコーナートップに立ち、
ムーンサルトプレスで金丸から3カウントを奪いました。

○小橋(39分59秒、ムーンサルトプレス)金丸×

試合後小橋は西永リングアナに再びGHCヘビー級のベルトを腰に巻いてもらいました。
そして赤コーナーの選手達、青コーナーの選手達と固い握手をし、
8人が並んで両手を掲げてファンの声援を受けていました。

日テレ・矢島アナのインタビューに答えました。
当然でしょうが矢島アナも泣いているようでした。
故・三沢光晴さんとのGHC戦、東京ドームでの健介とのGHC戦、
腎臓がんからの復帰戦などで実況を務め、
『特等席』で小橋のファイトを見てきただけに、その思いもひとしおでしょう。

インタビューで小橋は、
今日は今までと変わらず朝からNOAH道場で汗を流していたこと、
応援してくれるファンがいたからこそ25年間プロレスを続けられたこと、
現役王者のKENTAがいたが、最後の試合ということで
自分もGHCのベルトを巻いてきたことを語りました。

そして小橋が三沢さんや師匠である故・ジャイアント馬場さんに対しても
心の中で引退することを語ったことを話すと、
会場からはどこからともなく三沢コールが起こりました。
試合中の不慮の事故でこの世を去り、自分のようにきちんとした引退試合ができなかった
三沢さんへのコールに小橋も喜んでいました。

さらにリングに小橋のお母様と奥様が呼ばれました。
2人から小橋に記念品と花束が贈られ、3人で記念撮影を行いました。

その後、矢島アナから「小橋建太にとってプロレスとは何か?」
という問いかけに対して、小橋は「自分の青春でした。
ひとつの青春は終わりましたが、
また次の青春を頑張ります。」
と答えました。
今後は馳浩衆院議員に代わってPWF会長を務めることになり、
また全国各地でトークライブが行われる予定でもあるため、
小橋が一息つけるのはまだ先のようです。

最後に小橋はファンに向かって、
「今日で私は引退しますが、
プロレスで学んだ不屈の精神で
これからも頑張っていきます。
これまで小橋建太に関わってきた
すべての皆さんに感謝します。
もう一度言わせてください。
ファンの皆さん、私は最高のプロレス人生を
歩くことができました。
本当にありがとうございました!」
と挨拶しました。

そして引退を告げる10カウントゴングが鳴らされ、最後のコールが行われると、
再び大量のオレンジ色・紫色の紙テープがリングを覆いました。
今日の大会に参加した選手達が小橋のもとに駆けつけて記念撮影を行い、
小橋とお別れの言葉を交わしました。
最後に小橋は武道館の四方に礼をした後、慣れ親しんだ赤コーナーへ向かい、
顔をうずめて別れを告げました。
それから『GRAND SWORD』の流れる中花道を歩き、会場を去って行きました。

小橋建太のプロレスはもう二度と、生で見ることはできませんが、
我々ファンがその雄姿を覚えている限り、心の中で輝き続けると思います。
25年間の壮絶な現役生活を
完全燃焼で終えることができた
小橋建太選手、本当にお疲れ様でした。
そしてファンに多くの感動や希望を与えてくれて
本当にありがとうございました!




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最終更新日  2013年05月12日 12時55分57秒
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