九州出身者がつくる九州情報館。

ソフトバンクホークスの宮崎秋季キャンプでは先週から、
アメリカ・シアトルにあるトレーニング施設の
『ドライブライン・ベースボール』のスタッフと機材が入り、
選手達のデータを測定しています。

連日投手、野手ともにデータ収集が行われているのですが、
その中で現地のスタッフが注目した選手が投手・野手それぞれにいます。

まず投手では先日、プレミア12で野球日本代表（侍ジャパン）の一員として
世界一に貢献した高橋礼です。
サブマリン（アンダースロー）の投手はMLBでも珍しく、
スタッフからは『ミステリアス！』の声が上がっていました。

侍ジャパンとして大きな舞台を経験して戻って来たばかりの高橋礼でしたが、
MLBの選手も利用しているトレーニング施設のノウハウを吸収できる機会という事で、
自ら志願してデータを取ってもらっていた中での驚きだったようです。

一方野手では以前から将来のレギュラーとして注目されながらも、
いまひとつ結果の出なかった真砂に対して、現地のスタッフが
「すごい才能と可能性があると思う。」と評価していました。

真砂のデータ収集を行ったスタッフは「（真砂は）すごく力はある。
もっと一貫性のあるような、確実性を上げるような、
打てるゾーンにバットを出していくようにしたら良い。」
とアドバイスを送っていました。

秋季キャンプはもうすぐ終わり、『ドライブイン・ベースボール』のスタッフや機材も
あと少しでアメリカに戻ってしまいますが、
ホークスの選手達が飛躍のきっかけをつかむために最後まで活用してもらいたいですね。

それでは、今日はここまで。