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カテゴリ:九州の話題
本日午前11時43分ごろ、熊本県の阿蘇山・中岳第1火口で、
噴火が発生したことが気象庁から発表されました。 (大観峰から撮影した阿蘇山、2013年2月撮影。) 噴煙の高さは3500mに達し、火砕流が火口から1Km以上に達しました。 噴火を受けて気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から レベル3(入山規制)に引き上げました。 噴火した当時、立ち入り規制範囲の中に4人の登山客がいましたが、 4人全員の無事が確認されました。 また阿蘇火山博物館に20~30人が避難しているそうです。 噴火の影響で、阿蘇山火口から南東方向に火山灰が流され、 宮崎県でも高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町など熊本県寄りの地域だけでなく、 日向市や延岡市など海沿いの地域にも少量の降灰があると予測されています。 気象庁の発表によると、マグマの上昇を示す明瞭な地殻変動はみられなかったことから、 「さらに大きな噴火が起こる可能性は考えにくい。」 と見解を出しており、火口から4Km以内に住居が無いことから、 住民の避難も考えていないそうです。 今のところはこれ以上被害が大きくなることは無さそうですが、 周辺にお住まいの皆様は引き続き注意をしておいた方がよいのではないかと思います。 それでは、これにて失礼。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月20日 15時16分34秒
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