テーマ:ニュース(100098)
カテゴリ:九州の話題
今年5月に私的整理である『事業再生ADR』の手続きを申請し、
経営再建への取り組みを始めたばかりである鹿児島の老舗百貨店、 山形屋(やまかたや)で、経営再建開始後初の株主総会が行われました。 (山形屋百貨店、2011年11月撮影) 株主総会は351人の株主のうち43人が出席しました。 その中では経営陣から『事業再生ADR』の申請に至った経緯や、 今後の事業再生計画などについて報告がありました。 また、現場を指揮する執行役員制をして取締役は経営の意思決定に専念し、 役員数は13人から8人に減少することや、 国分山形屋や川内山形屋など関連会社6社を8月1日付で山形屋に吸収合併すること、 さらに創業以来初の社外取締役として、 メインバンクである鹿児島銀行からの出向者1人を 取締役に迎え入れることが決定されました。 某関西の大手私鉄のように株主からの質問などは無く、 株主総会自体は例年通り約30分で終了しました。 出席した株主たちも現実を受け止め、一緒になって山形屋を再建しようという思いでした。 経営陣・株主・自治体・そして百貨店を利用されるお客様が一丸となって、 山形屋の経営再建が成功してもらいたいと思います。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月14日 23時33分19秒
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