熊本県の木村新知事が熊本地震『本震』の日に初登庁
今日は2016年に熊本地震の『本震』が発生してからちょうど8年にあたります。『前震』が発生したおとといに続き、熊本県内各地では犠牲者へ黙祷が捧げられました。熊本の人々にとって忘れられない日である今日4月16日、先日の熊本県知事選挙で初当選を果たした木村敬新知事が就任し、知事として県庁に初登庁しました。都市部の課題である交通渋滞の解消を選挙戦で訴えた木村新知事は約20分かけて徒歩で登庁しました。県庁に到着した木村新知事を、県庁の職員たちが拍手で出迎えました。そして知事室に入った木村新知事は「身の引き締まる思い。本当に重い職責を背負ったなと改めて実感しました。」と語りました。その後就任式が行われましたが、まずは熊本地震の犠牲者へ黙祷が捧げられました。そして県庁職員を前に木村新知事は、「県民の命と暮らしを守ることを第一に考えてほしい。災害など社会的に厳しい状況の中で、埋もれかねない小さき声にしっかりと耳を傾け、思いを寄せる県職員であって欲しい。」と訓示しました。また「野菜を売る人、牛の世話をする人、そうした方々のために全力で頑張るのが、熊本県庁の職員だと私は思っています。」と語り、どこかの売国(元)知事とは異なるスタンスであることを強調しました。熊本県はトマトやスイカ、不知火(デコポン)、い草の生産がトップクラスですし、阿蘇のあか牛、幻の地鶏・天草大王、馬刺しなど畜産も盛んです。木村新知事にはこうした特産品を全国に広めてもらいたいですし、TSMCの日本生産拠点稼働による雇用の創出やインフラ整備にも力を入れてもらいたいですね。そしてやはり、熊本地震や豪雨災害で被災された方々の復興にも全力で取り組んでもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。