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『軍師官兵衛』第32回「さらば、父よ!」
いるかいないかわからなかった子の三成さんが急に出張ってきて、官兵衛さんがいない戦で家康さんにぼろ負けした秀吉軍。いわゆる小牧長久手の戦い。 その間、官兵衛さん&小六さんは毛利チームと国境分け交渉中といっても、「こうしたらよいですよ」くらい伝令すればもうちょっと戦況はよかったんだと思いますが、先週あれだけ家族ぐるみで仲よしだったのに、いつの間にかおねさんにしかられるくらい秀吉さんが官兵衛遠ざけモードです。 そして官兵衛さんもあんまりストレートに「なして徳川と戦うんずや!四国攻めが先だべや。無駄に人ば死なせればまいね!」って言うものですから、三成さんとけんかになるし、秀吉さんもふてくされて「んだんだかんべーいねばだっきゃわなもまねじゃ」みたいになるわけです。(なぜかかぎ括弧内津軽弁) それにしても茶々ちゃんが世の中の典型的な“三姉妹の長女”らしくなくて、「何だかかんだがガーガーさるめっ!」みたいな落ち着きのないせりふがいけないのかもしれませんが、ふみちゃんってもうちょっと上手いはずなのにと思うところです。 道糞さん改め道薫さん、うんこからかおりになったので官兵衛さんに丁寧な言葉で接するようになりました。かつて官兵衛さんに兄貴づらして播磨の外の日本を見せてくれたころのことを思うと、悲しい丁寧語です。 さて、今回は職隆さんラストなんだけどーと思ってるうちに、30分ころやっと出てきた職隆さんは、まだまだ死にそうにないくらいお元気で、留守番中に領民をまとめられなくて苦労している長政くんに、昔話を交えて助言します。 昔々、薬づくりを営んでいた黒田家の職隆くんは、薬草とりを覚えたら楽しくなっちゃったので、あるときたくさんたくさん摘んできて、よしよしとほめられるかと思ったら、「こんな小さい草までとってきたら来年生えてこなくなっちゃうよ。それぞれにとる時というものがあるからよく見てとりなさい」としかられてしまいましたとさ。 同じように、人々も一遍に何でもできるものではないから、時を待ってあげなさいというわけです。 職隆さん家に立ち寄った官兵衛さんにも、長政くんに昔話をしてやってくれと言います。職隆さんは遺言のつもりでしょうが、まだまだお元気で死にそうに見えません。 帰宅した官兵衛さんは、長政くんに「領民に刀を抜くとはもってのほか!」と頭ごなしにしかりつつ、時を待てとか言うわけですが、昔話はどうした? 長政くんもまた、同じこと2回言われて初めて“ああ!じいちゃんの言ってたのはこれかっ!”って、それ一遍でわかれよ。 そして職隆さん、庭先で孫たちの駒回しの相手して、日向ぼっこしているうちにお亡くなりに。それは8月のこと。 8月に(光さん持ってきた)干し柿ってあり?旧暦にしてもまだでない?去年の柿? 職隆さんには、まだまだ長政くんの前に官兵衛さんに上手な接待囲碁の負け方を教えてあげてほしかったです。官兵衛さんに「負けるが勝ち」のオプションがないから、ほら上司とうまくいかない。 また来週 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月11日 23時11分20秒
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