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Around40 Memory Concert 2018
2018年9月24日(月・祝)八戸市公会堂ホール 出演:中西保志さん・平松愛理さん・中西圭三さん ◎曲目◎ 愛理さん ♪メドレー あなたのいない休日 君らしく 素敵なルネッサンス もう笑うしかない 戻れない道 マイ セレナーデ Single is Best!? 月のランプ 愛理さん・圭三さん ♪糸 愛理さん ♪部屋とYシャツと私 ♪La La,Smile ここからin (ピアノ・キーボード・コーラス)平方元さん (ギター・マンドリン)二木元太郎さん 保志さん ♪Mirage ♪夜を数えて ♪Uchello(ウチェロ)~ 旅立つ君へ~ ♪最後の雨 保志さん・圭三さん ♪あずさ2号 圭三さん ♪Woman ♪風雅 ♪Choo Choo TRAIN ♪ぼよよん行進曲 皆さん ♪明日があるさ ♪夢の中へ 感想など。 いわゆるアラフォーコンサートとは、杉山清貴さん辛島美登里さん中西保志さん沢田知可子さんで始まった、懐かしい歌と持ち歌からなる構成の、全国各地で好評のため十数年くらい続いてファンの歳ももう、というのにいまだにアラフォーとか言っている、行ったことない人にはちょっと怪しげな?コンサートであります。 これに近年男性のピンチヒッター的に中西圭三さんが入るようになったようで、今回の八戸はシリーズ初登場の平松愛理さんとW中西さんという、珍しい回であり、90年代男性ヴォーカルマニアにはおいしい回なので、勝手知らないまま行ってきました。 中西勢は無予習でOKな一方、愛理さんはあんまり知ってないかも?しかもいきなりメドレーかよと思いましたが杞憂、聴いたら半分以上頭の隅に入っていて、90年代当時は働く女性の応援歌のように言われていたのを思い出しました。恋も仕事も、みたいなやつですね。 弾き語りを交えながらのエネルギッシュなパフォーマンスで、愛理さんはご病気で活動できない時期もあったのに、なんて一生懸命で、そして可愛らしいのだ!と、初っ端から泣けてきました。愛理さんの初登場に立ち会えて本当によかったです。次の機会もありますように! 愛理さん・圭三さんの糸は、お2人がハモネプで優勝した思い出の曲。糸はカバーされ過ぎて誰が歌ってもまたかよって感じですが、圭三さんの歌い出しがすばらし過ぎて、そのまま聴き入ってしまいました。生歌っていいものですね。 圭三さん一たん引っ込んで、待望の部屋Y弾き語って、愛理さんみずから観客に(ラッキィ池田さん作の)振付を指導して、ネスカフェの歌をみんなで踊って盛り上がって愛理さんコーナー了。 愛理さんのキーボード片づけて演奏のW元さんスタンバイして、保志さんバラードコーナーへ。Mirageは今はもう売っていない05年のミニアルバムの曲で、保志さんオリジナルのバラードでは最後の名曲と思っているので、これは超うれしいスタート。 夜を数えてはデビューの年から2曲目といえばこれ、とにかく2曲目っぽい歌です。オズニー・メロさん作曲のラテンな曲調とおっしゃっていて、26年間ラテンと思って聴いたことはなかったのでへー、でした。 昨年25周年記念につくられた未発売曲ウチェロ、翼をなくさず飛びたとうという鳥さんの歌です。(歌手活動もされている)平方元さんが物販CDを持ってこられなかったのと同様にもったいないので、Mirageとともに円盤にして売りましょう。 そして新人のときはマイクもない地方でキャンペーンで歌った、今やみんなが歌っている最後の雨、保志さんのテレビやライブの喉の調子はこの曲によく表れます。テレビのときは大概不調なのか何なのか本当はもっといいのに!と思ったりしますが、この日は大当たり!絶好調でした。 保志さん・圭三さん、圭三さんが「最後の雨歌わないの?」と言われたり、保志さんに圭三さんのライブの感想が届いて何これ?とか、昔から混同されて大変だったようです。若いころはお互いあっちさえいなければと思うくらい嫌だったのでは?と想像しますが、今やジョイントして中西家を名乗り、笑いのネタにしているのを見ると、歳を重ねるっていいなと思います。 この声のでっかい中西おじさん2人の、あずさ2号が、ど迫力でいいんですよ!!!これは見に来た人だけの特典で置いておくのはもったいない。地上波テレビでたくさんの人に見てもらいたいので、テレビ局の歌番組担当の人は何か考えてください。 そして圭三さんコーナーへ。二木元太郎さんの弦楽器が何本もステージ上にあって、恐らく1曲しか使わないものもあるのにわざわざ運んできてくださったようです。生アコースティックギターで始まるWomanは極上なんてものではありません。そして圭三さんはとにかく気持ちよさそうに歌うのですよ。 風雅は亡き人を想うバラード。圭三さんは昨年お母様を亡くされたそうです。大学卒業後一般の仕事に就こうとした圭三さんに「音楽をするといって東京に出たのにそれでいいの?」と言ったのはお母様で、親に心配をかけないようにと思っていたけど親の思いは違うんだなと思い直して現在に至るとのことでした。 そして作曲家として作曲した曲は我が子のようなかわいい曲ということでChoo Choo TRAIN、ひとりであの振りやっておもしろい!みんな呼べばいいのに(笑)。WomanもですがCM曲なので当時の世相も語られ懐かしい。 ぼよよんより聴きたい名曲がたくさんの圭三さんですが、この曲を大切にするお気持ち(今の奥様とつくられたとか)もわかるので許しましょう、大人のために歌うぼよよんも本当にいいものです。感動的でした。 ラスト2曲みんなで盛り上げて総立ちで了。保志さんと愛理さんのデュエットもあればよかったのにとか思いながら、初めて見たアラフォーコンサートは、選曲やMCの随所に人生いろいろある歳になった大人を励まそうという思いが込められていました。いや私別に励まされようと思って見に来たんじゃないけど!?と思うくらい、お三方はこちらを励まそうとしてくださいました。それがやや重くも感じましたが、大変充実した約2時間でした。 蛇足。終演後出演の皆さんは東京へ帰られたのに、私は八戸で1泊。というのも県内の夜の公共交通が貧弱すぎて新青森から奥に進めないんですよ。早めの午後5時開演なのに意味なし。どうして東京より津軽が遠いことがあるのか?社会がおかしい。それはともかく、アラフォーだかアラ何ぼは津軽地方にも来てほしいので、待ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年10月24日 22時35分53秒
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