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カテゴリ:ロードバイク【軽量化について】
こんにちは! 暑い日が続いております。 皆さんいかがお過ごしでしょうか? 今日は、このブログ内で長きにわたって アクセスされている記事の再掲シリーズです。 「ロードバイクの理想的な重量とは?」 過去の記事になりますので既に読んで 頂いた方はパスして下さい。 ************************** (2022.11.30) ロードバイクの軽量化、軽量化と言われていますが (私も調子に乗って軽量化を進めております^^) ロードバイクに理想的な重さってどの位でしょか? 軽量化って、どこまで進めるべきものなのか? どの辺が効果的なのか、考えてみました。 ロードバイクの重量を構成するのは大きく分けて 1,フレーム 2,コンポーネント(変速&ブレーキ) 3,シートポスト&サドル 4,ハンドル&ステム 5,ホイール&タイヤ&チューブ この5つに分けられると私は思います。 そこでこの区分ごとに書いてみたいと思います。 1,フレーム これはもう変更出来ませんので 購入時の選択で決まってしまいます。 フレームは一般的に ・クロモリ ・アルミ ・カーボン の3種類があります。 中にはアルミとカーボンのミックスとか、 フロントフォークやシートステイがカーボン と言ったものもありますが、大まかにはこの3つです。 軽い順に カーボン<アルミ<クロモリ となります。 一般的な価格順ですと カーボン>アルミ>クロモリ となります。 つまり軽くなるほど値段は高くなるということですね。 軽量化を求めるなら無理してでも購入時に フレームは「カーボン」を選びましょう。 2,コンポーネント コンポーネント(コンポ)とは、変速機とブレーキ装置 等のロードバイクを快適に動かすための装置です。 世界でシェアが一番大きいのが日本の「シマノ」です。 それ以外では、イタリアの「カンパニョーロ」、 アメリカの「スラム」などがあります。 日本国内では9割以上が「シマノ」と言ったところ? そのシマノのコンポにもグレードがあり、上位から ・デュラエース ・アルテグラ ・105(イチマルゴ) ・ティアグラ ・ソラ ・クラリス の順になり、それが性能と重さの順位となります。 もちろん上位のデュラエースが一番価格が高いです。 ちなみに某有名サイトにシマノのコンポーネントの 重量を書いた資料がありました。 私のロードバイクはフル105ですので、 アルテグラとの差は183g(価格差は4万円ぐらい) デュラエースとの差は472g(価格差は20万円ぐらい) ということになります。 アルテグラとの差はそれほどではありませんが、 デュラエースとの差は重量・価格ともにかなりあります。 ではアルテグラに変えてみようかな? と思うかもしれませんが、全部新たに買いそろえると 二十数万円かかりますので簡単に交換とはいきません。 そう考えると完成車で買う時に アルテグラ版を買ったほうがいいのかもしれませんね。 それか105購入後に段階的に105からアルテへの バージョンアップを進める手もあります。 3,シートポスト&サドル こちらは完成車の場合は価格を抑えるために 「安い」=「重たい」ものが付けられている場合が多いです。 この場合シートポストはアルミ製で300g前後、 サドルはレールがスチールでクッションが厚くて重たい 300~400gのモノが付いているケースが多いです。 言い換えれば、比較的容易に軽量化が狙えるパーツと言えます。 ちなみに私はこの二つで250gの軽量化が出来ました。 両方とも中華カーボン製でしたので、 二つ合わせても8000円以内で収まりました。 中華カーボンが心配な方は、1~2万円も出せば 信頼のおける商品でのカーボン化が出来ますよ! 比較的に簡単に交換出来て軽量化出来るパーツだと思います。 4,ハンドル&ステム こちらも完成車の場合は価格を抑えるために 「安い」=「重たい」ものが付けられている場合が多いです。 素材はアルミで300g~400gの物が多いのかな? ハンドルはメーカーで重量を公表していない場合が殆どです。 よって「外してみなければ重量が不明」の場合が多いようです。 ちなみに私の場合は352gのモノがついていました。 ハンドルは、その気になれば誰でも交換が可能です。 是非ご自分で交換してみてはいかがでしょうか? こちらもサドルやシートポストと同様に、 比較的に簡単に軽量化出来るパーツだと思います。 ステムの場合はパーツ自体が小さいためにカーボンに替えても 軽量化効果は小さいので無理して交換することもないかも。 ライディングポジションの関係でサイズ変更が必要な時などに 交換するのでいいのかなと思います。 5,ホイール&タイヤ&チューブ こちらが「軽量化」の大本命ではないでしょうか。 ホイールは路面と接していて、走りにダイレクトに 関わってくるので軽量効果が一番大きいと言われます。 重量的には一般的な完成車だと、2000g前後、 たまには2300gのモノが付いているケースもあります。 ワンエアーの軽量ホイールに交換した彼の場合だと なんと完成車のホイールが2300gだったらしいです。 (ちなみに内緒ですが、TREKのEmonda アルミフレームだったみたいですよ) そんなケースだとそれだけで1000gの軽量化です。 まあ、それはレアケースだとしても、 完成車のホイールがもし2000gの場合だとすると、 比較的容易に300g程度の軽量化は可能になります。 予算がたくさんある方はカーボンへ、 そうでない方はアルミでも、 軽量効果の高いバージョンアップが出来ます。 タイヤ・チューブについては、ピンからキリまで 各メーカーから出ています。 比較的安価で、簡単に交換出来ますので、 思い切って軽量タイプのモノにするのもありです。 但し、「軽量化=パンク確率大」となりますので くれぐれも運転には気を付けて下さい。 「ロードバイクに理想的な重さ」について 面白い記事がありました。 こんな面白い表現で重量レベルが書かれています。 何でもUCIルールというものがあって、 レース参加基準には ロードバイク重量の下限値があるようです。 それは6.8kg以上でなければ駄目なようです。 要するに、軽すぎると危険ということなんでしょうね。 ちなみにそのUCIルールでの測定方法は 簡単に取り外せるものは除外し、 簡単に取り外せないものを含んだ重量 とするとのことです。 例えば、 ペダル・ボトルゲージ・サイコンマウントは含みます。 ちなみに私のANCHOR RL8Dは ペダルを含まずに8.6kgですので、 ペダル込みなら8.9kg位となります。 と言うことは、 なんと「ぽっちゃり系」ですか!? ちょっとがっかりしちゃいますね~ やはりロードバイクと呼ばれるからには、 最低でも 「8.0~8.5kgのノーマル」に 出来ることなら 「7.5~8.0kgのちょい痩せてる」程度 にしたいですね。 ちなみにここまでの私の軽量化を表にしてみました。 ペダル抜き7725g+ペダル300g=8025g |