カテゴリ:コミックス
怪我で働けなくなった父に代わり、妹の入院費のため
住み込みでメイドをすることになったアップルビー。 着いた屋敷にいたのは、無表情の執事と 焼き菓子しか口にしない偏屈な若いご主人様で・・・。 好きなんだけど、なかなか揃わない藤田貴美のコミックス。 どうも好みの作品と苦手な話の差が激しくて・・・(^^; これもようやく既刊2冊が揃いました。ので、まず1冊目。 若いのに全く家から出ず閉じこもってばかりの、 病弱で頑固なご主人様の元にやってきたアップルビー。 兄弟が多く元気で働き者の彼女は、屋敷のために大奮闘! でも、お菓子作りは致命的に下手(笑)で失敗ばかり。 そして今日もまた不機嫌なご主人様。 微妙に噛み合わないふたりが面白いです。 そんなご主人様も、いざ!という時には頼もしいです。 アップルビーの妹が危篤状態に陥った際には、 てきぱきと指示を出し主治医を手配。 実は優しいんだよね。 すこーしずつ近付いていくふたりの距離。 まだまだ先は長そうだけど、見守りたい気分になります。 同時収録は、「ムゲンウイルス」「651のブルー」 「温室舞踏会」の3本。・・・どれも私にはビミョー★ 表題作は娘にも読ませたいんだけど、後ろ2本は下手すりゃ 15禁くらいにしても良いかもしれんよなぁ。 そういう表現が多少あり。 「ムゲンウイルス」:長年かけて計算し穴を掘り、 塀の外へ脱走したふたりの少年の話。 たった8ページの超短編。ウイルスの名前は「夢」。 どこにどんな状態で載った作品なのかな? たぶん、これ以上はあんまり考えて無かったんだろうなw 「651のブルー」:男ばかりの中にただひとりの女囚の話。 口は悪いし(最初男かと思った)、環境が環境だから (「オスメスおんなじにぶちこンデっから」) 当然やられるべきことはやられているし。 話自体は悪くはないんだけど、どうもこういうのは苦手です。 「温室舞踏会」:卒業を間近に控えた女子校社交ダンス部の話。 こっちも12ページの超短編。 私はずっと共学(しかも最後は男子比率のが高い学部)だったので 女子校のノリがクラブ活動くらいでしかわからんのですが、 やっぱこういう・・・○○っぽいのはあるんかな? いや、今娘とイチャイチャしまくりですけどねw ご主人様に甘いりんごのお菓子 著者:藤田貴美 幻冬舎 幻冬舎コミックス 2002年4月発行 1が画像無しなので2も貼っておく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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