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カテゴリ:疾病
人間の体は微妙である。 心と体はお互いに相関している。 普通痛みというと傷とか腫瘍とかを考えるが器質的変化がなくても痛みが出る場合がある。 セロトニン、アセチルコリンなどの神経伝達物質がその過不足など何らかの異常を起こしているのかもしれないが、現代医学ではまだはっきりと証明できない場合も多い。 ストレスなどの心理的な動きにより、そういった神経伝達物質などが影響される訳だから、心の動きが体の痛みに現れることは容易に理解できる。 本当の健康とは心身ともに健全でなければならないのである。 B子さんの話をじっくり聞く村上さん(左)=日本大学板橋病院で 線維筋痛症は、痛みの原因がはっきりせず、エックス線など画像診断でも異常がみられない。診断がつかずに病院を転々とし、痛みを分かってもらえずに悩む患者も多い。 埼玉県の主婦B子さん(62)も、症状が出てから線維筋痛症と診断されるまでの約1年半、病名がつかず苦しんだ。 2004年11月の朝、トイレに行こうと起きると、めまいがし、まっすぐ歩けない。1週間後、買い物中、地に足が着かず、背中や腰、尻の筋肉がダランとしている感じがした。 その3か月後、腰が重く尻や足がしびれ、さらに背中や腕が痛くなった。寝返りを打てず、首や腕も曲げられず食事や洗顔もうまくできない。 整形外科や神経内科に行ったが、「検査では異常はない」と言われるばかり。「もっと症状を詳しく聞いてほしかった」と振り返る。 昨年夏、日本大学板橋病院(東京都板橋区)を受診した。心療内科の医師は、症状から線維筋痛症を疑い、全身に18か所ある「圧痛点」と呼ばれる部分を指で押した。11か所以上に痛みがあれば、線維筋痛症と診断する。B子さんは15か所に痛みがあった。 医師は痛みをとる抗うつ薬、筋肉のけいれんや緊張をとり血流をよくする抗けいれん薬などを処方した。 B子さんは、数年前に引っ越しし、新しい環境になかなかなじめないでいた。医師や臨床心理士は、そうした話に耳を傾けた。 現在の主治医で同病院心療内科科長の村上正人さんは、「病気について十分説明し、患者さんの話をよく聞くことが大切です」と話す。診察で、患者の家庭や仕事の状況などを尋ね、ストレスを少なくする方法をいっしょに考える。これが心理面の治療になる。 B子さんは診察の中で「痛みが和らぎ、掃除などをしました」と報告した。 村上さんによると、線維筋痛症の患者は、きちょうめんな性格の人が多い。家事などを頑張りすぎたり、物事を深刻に思い悩んだりし、痛みを悪化させることがある。そこで、無理をせず、十分休息をとるように医師がブレーキをかけることもあった。 こうして次第に症状は軽くなり、痛みはあるが、家事や買い物などができるようになった。 村上さんは「『痛くて大変ですよね』という言葉も、患者さんには救いになります。痛みを受け入れる姿勢が重要」と話している。 線維筋痛症の心理的治療
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最終更新日
2007年04月20日 04時22分32秒
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