全て
| カテゴリ未分類
| 精神的健康
| 身体的健康
| 経済的健康
| アンチエイジング
| 雑感
| 健康長寿食
| タバコ
| サプリメント
| 疾病
| 長生き・長寿
| アクティブエイジング
| 睡眠
| 氣・波動エネルギー
| 日常生活
| 3つの健康
| 運動
| スピリチュアリズム
| 仲人士
| 芦屋婚活アカデミー
| 登録販売者
カテゴリ:疾病
癌などの疾病やその後遺症により生きる気力を失ってしまう場合がある。 人間、つらいことやいやなことに立ち向かう気力を生み出すのは、それ以上に楽しいこともしくはその可能性があるからである。 その楽しいこととは何か? それは自分が生きる気力を持てる本当に楽しめるものなら何でも構わない。 好きな趣味であっても、それが孫など人間であってもいい訳である。 それが見つからない人は、自分の幼い頃に好きだったことを思い出すのもいいヒントになるかもしれない。 輝く青春時代に比べ、老後はいいことがひとつもないと嘆く人が多い。 しかし、老後は子育てなどの責任が終了し、自分が本当に好きなことをできる黄金期である。 皆さん、自分の好きなこと、楽しいことを追求しましょう。 現在私の所属しているNPO法人兵庫県健康管理士会では、「楽しみ隊」という活動グループを作って、人生を大いに楽しもうと計画している。 第1回は明日6月14日にあるが、テーマは「思いっきり笑い隊」で、神戸ラフターヨガクラブに行って「笑いヨガ」を体験し、大いに笑ってくる予定である。 結婚当初からの夫の写真を見ながら思い出を語る女性。孫娘が生まれた時は、あごにプレートを入れ、手術前とほぼ同じ顔立ちで記念撮影した 「これから先、大変ですが、奥さまがしっかり支えてあげて下さい。上手に息抜きすることが、長続きのコツです」 骨にできるがん、骨肉腫(しゅ)であごを切除した男性の妻からの手紙を紹介した記事に対し、埼玉県の女性(74)から、こんな手紙が寄せられた。 女性の夫は58歳の時、下の歯茎にがんができた。下あごの中央部と舌の右半分を切った。 舌は、おなかの筋肉で再建したが、下の歯とあごがなくなり、皮膚だけが残った。顔が上下にくしゃっとつぶれた形に変形した。 退院する時、流動食の缶詰をもらったが、口に合わないのか受けつけない。家族の食事と同じものをミキサーにかけた。 それでも、思うように食べられない。自分で鏡を見ながら、大きなスプーンですくい、上を向いて流し込むとうまくいった。 食事に何時間もかかり、食べ終わると次の食事が始まる。「一食ごとに『硬い』『軟らかい』と注文がつき、疲れ切ってしまいました」と女性は振り返る。 妻が作った食事を夫が自分でミキサーにかけることにした。慣れると、食事の時間も短くなり、妻は楽になった。ウナギやカツが好物で、ご飯、みそ汁と混ぜ、おいしそうに食べた。 手術後、夫は発音が思うようにできず、家族は理解できても、初対面の人には聞き取れない。1年後に復職してから、取引先との話し合いで苦労した。無口な夫が何度も「死にたい」と漏らした。 「じいちゃんいなくなったら、孫はどうなるの!」 夫の退院の日に生まれた孫娘は、夫の生きがいだった。手術後、心配した娘夫婦が同居してくれて、孫は夫になついていた。 考え抜いた一言だった。夫から「死にたい」という言葉は出なくなった。 夫は70歳近くまで働き、2年前、74歳でこの世を去った。かぜをこじらせ、肺炎が原因だった。がんになった当時は「1年もたないかもしれない」と宣告されたが、16年間、再発は一度もなかった。 「できることは自分でしてもらい、家族もかかり切りにならずに楽しみを見つけること」と女性は話す。女性はスキーが趣味で、孫たちと出かけたり、海外の山で滑ったりした。 そして、言いたいことは何でも言い合った。「元気になれる言葉であれば、厳しいことでも心は傷つきません」。夫が亡くなった今、「娘から『けんか相手がいなくなって寂しいでしょう?』とからかわれます」とほほ笑んだ。 [出典:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[疾病] カテゴリの最新記事
|
|