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カテゴリ:日本文化
タイトルは非常に大げさ。
じゃあ、当然第1期があるのかと言われちゃう。 勝手に決めれば、第1期は「浮世絵流出」その昔外国人が日本の浮世絵の美しさ、芸術のすばらしさに気が付き、日本中のその辺に無造作に置かれていた浮世絵を買いあさり、収集し、本国に持ち帰った。 後に、それらは日本ではなく世界の美術館で続々と発見された。 そんな話、どこの国でもある話。 夫の両親が逝った後「義母の桐ダンスを5本ごみに出した」と以前、アメリカ人に言ったら、「なんと勿体無い」と返ってきた。狭い日本の住宅事情。箪笥だけで一部屋は勿体無いと考えるのが日本人。 そして、昨日アメリカ人の家にお邪魔した。家の中はすごく綺麗に飾られていた。そして、日本の古い茶箪笥、水屋箪笥、火鉢、茶箱、帯。大切に飾られている。一つ一つは決して綺麗なものじゃないけれど、家の中で西洋のソファーとクリスマスツリーとしっくりと調和している。 私の知っているアメリカ人は皆、日本の古い帯の飾り方がすごくうまい。 フリー、マーケットやアンティークショップでは日本の古いもの珍しいものが飛ぶように売れるそうだ。日本のインテルア雑誌によくある「 お宅拝見」 のニューヨーク版も見せてもらった。どの家も帯、箪笥、火鉢、日本の古い布、古陶器をさりげなく飾って洋風の家の中に有っても全然違和感が無い。 日本人がごみに出したものがフリーマーケットで売られ海を渡る。 そして気がついたとき日本には博物館以外には古いものが無くなり、外国に行ったときそこで古きよき時代の日本にめぐり合うんだろうか。 驚くことに、彼らはそれを単にインテルアとして使うだけでなく、それをかっての日本人がどのように使っていたか、本当に良く知っているし勉強している。 ピクニック用(携帯用)酒のお燗セットなんて言うものを昨日初めてみた!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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