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カテゴリ:2013.6イギリス旅行記
私たちはゲートが開くのを、門前の石垣に腰かけ待っていた。 キフツゲート・コートガーデンスが開くのは12時。 11時というゆっくりした時間にホテルを出て、召集の鐘が鳴り続け、村中の人々が集まる村はずれの教会脇を通過し、昨日とほぼ同じコースを羊のいる丘を1時間登って来たのだった。 1台の自転車が牧場の木戸を開けて、羊たちの横を疾風のごとく坂を下って行った。 下を向いて草を食んでいたたくさんの羊は、その風の音に、何事かと恐怖を感じ、皆でこぞって恐怖から逃げるように丘の下に向かって走り出した。 しかしそれは、恐怖だけ後に残して風のように森の方に消えた自転車が走り去った方向。 そうとは知らず、本当の恐怖を追いかけていく行く羊たちを私たちは笑いながら見ていたのである。 そうこうしているとキフツゲートの森の奥からやってきた車に乗った男性が門を開け、また車で帰って行った。 キフツガーデンは門からずっと奥にある。 その長い石楠花やハンカチ花が咲くアプローチを歩いていくと、突然2匹の鹿が横切る。 ガーデンと建物が有る森はそれほど深い。 ガーデンへの入り口↓ 「後30日」というのを消してみてください。音が出ます。気を付けて。 うまく散歩が出来ましたか? お疲れさま。 最後に藤の這う建物の中のカフェでクリームティを楽しみましたか? クリームティですからサンドイッチやケーキは有りませんが、スコーンとアールグレイ紅茶ははなかなかおいしかったでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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