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月の卵1030

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August 25, 2014
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カテゴリ:カテゴリ未分類

食事が終わって、男の方たちはたんまりワインやウイスキーを飲んでなんか怪しいと思っていたら、またまた地下にあるカラオケルームに移動させられた。

ウサギはカラオケは嫌いなのである。

何種類かのチーズの乗っているトレイの前のソファーに陣取って出来るだけ目立たないようにしていた。
大きな壁に掛けられたテレビの画面には次々に韓国語の歌が映し出され、それぞれ夫婦で指名され歌っていく。
点数が出る仕組みだ。

そのうち「日本からのお客さんもどうぞ」と夫にリストが渡された。
夫が「一曲歌わないと帰れないかな、早くうたっちゃお」なんていいながら、瀬戸の花嫁を選んだ。「どうせ日本語わかりゃしないから」だって。
やだやだやだと思いながら一緒に出て、出来るだけ声を小さく夫の横で歌ったふりをした。

画面には98点が出て、どっと座がどよめいて皆が喜んだ。
韓国語に慣れているカラオケ機械だからきっと日本語を正しく評価できないのね。

韓国語の勉強にはなったけれどやっぱりカラオケは苦手。

そして、みんなで家の前で写真を撮ってから、すっかり暗くなったダウンタウンを抜けて郊外のビバトンのホテルに送ってもらった。

毎日服をとっかえひっかえ出かけて真っ赤な顔をして帰ってくる夫と私にすっかり慣れたフロント嬢がお帰りという。


写真は行きの飛行機の中の食事。
ナイフが切れなくてね。ミディアムに頼んだ肉が切れない。ナイフを取り換えてもらったのにまだ切れない。
あれ火を使わない飛行機の中でどうやって肉を焼くの?

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Last updated  August 25, 2014 05:28:37 PM
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